JR東日本横浜支社は、2024年3月16日に実施するダイヤ改正で、特急「湘南」について朝の上り2本を対象に所要時間の短縮を図る一方、朝の上り1本、夕夜間の下り1本を対象に平塚~小田原間の運転を取りやめると発表した。
特急「湘南」はE257系を使用し、平日朝に小田原駅・平塚駅から東京駅・新宿駅へ上り10本、平日夕夜間に東京駅・新宿駅から平塚駅・小田原駅へ下り11本を設定している。
現在、平塚駅発着の列車は平日朝の上り「湘南2号」、平日夕夜間の下り「湘南1号」のみ(臨時列車は除く)だが、来年3月のダイヤ改正で上り「湘南14号」(現行の時刻は小田原駅8時25分発・東京駅9時32分着)、下り「湘南5号」(現行の時刻は東京駅18時30分発・小田原駅19時42分着)が平塚~小田原間の運転を取りやめ、平塚駅発着となる。なお、下り「湘南5号」とほぼ同時間帯、下り「湘南21号」(現行の時刻は新宿駅18時25分発・小田原駅19時52分着)が小田原駅まで運転されている。
平日朝、所要時間短縮を図る列車は上り「湘南2・6号」の2本。「湘南2号」はダイヤ改正後、平塚駅6時25分発・東京駅7時18分着とし、東京駅の到着時刻を2分繰り上げる。ダイヤ改正後の「湘南6号」は小田原駅6時47分発(現行より6分繰下げ)・東京駅7時58分着(現行より2分繰下げ)で運転され、同区間を1時間11分で結び、所要時間を4分短縮する。