福原遥と水上恒司がW主演を務める、映画『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』(12月8日公開)の特別映像が21日公開された。

  • 水上恒司

今回公開されたのは、本編で多くは語られなかった彰(水上)目線の物語が主題歌「想望」に託された特別映像。戦時下に迷い込んだ女子高生・百合(福原)は特攻隊員の彰と出会い、戦争という大きな障壁に翻弄されながら、人を愛すること、生きることの尊さを映し出していく。主に百合の視点で描かれた本作において、劇中での彰目線の描写はごくわずかだが、この度主題歌「想望」に乗せて彰の目線で物語を振り返る、特別映像が公開された。

映像には過酷な時代を生きながら常に冷静で達観した雰囲気をまとっていた彰が、百合と一緒に過ごす中、次第に心を開き惹かれていく様子が収められており、福山雅治が歌う「想望」の歌詞に託された彰の本音がわかる内容になっている。

また、22日より入場者プレゼントとしてビジュアルカードの数量限定配布が決定。百合と出会い惹かれた彰のその後の想いを、原作者の汐見夏衛氏が綴ったデジタル小説「君とまた出会うために。」が読めるカードが配布される。

【編集部MEMO】
『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』は、汐見夏衛による同名小説の実写化作。親や学校、すべてにイライラして不満ばかりの女子高生・百合(福原)は、ある日母親と喧嘩をして家出をし、目が覚めるとそこは1945年、戦時中の日本だった。偶然通りかかった彰(水上)に助けられ、彼の誠実さや優しさにどんどん惹かれていく。だが彰は特攻隊員で、程なく命がけで戦地に飛ぶ運命だった。

(C)2023「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。」製作委員会