映画『ゴジラ-1.0』のモノクロ映像版『ゴジラ-1.0/C』(ゴジラマイナスワン/マイナスカラー)が2024年1月12日より公開されることが20日、明らかになった。
公開から12月17日までの45日間で、観客動員287万人、興行収入44.2億円を突破し、先日「第48回報知映画賞 監督賞」を受賞した映画『ゴジラ-1.0』。北米でも公開され、歴代邦画実写作品の全米興収歴代1位を記録し、17日までの公開17日間で興収3,441万ドルを突破、2023年に北米で公開された外国映画においても累計興収1位の記録を独走している。さらに「シカゴ映画批評家協会賞最優秀視覚効果賞」「ラスベガス映画批評家協会賞最優秀国際映画賞 最優秀ホラー/SF映画賞」を受賞し、その他数多くの海外映画賞にもノミネートされている。
この度、国内外からの大反響を受け、モノクロ映像版となる『ゴジラ-1.0/C』(ゴジラマイナスワン/マイナスカラー)の上映が決定。新ポスタービジュアル・新予告映像も公開された。山崎貴監督が本作で目指した「怖いゴジラ」の原点である『ゴジラ』 (1954年)を彷彿とさせる世界観を体感できる作品となっておち、全国340館で上映される。
解禁されたポスタービジュアルでは、色のない世界でゴジラが街を破壊し、咆哮をあげる。ゴジラの精巧な造形が浮かび上がり、よりリアルに怖いゴジラを感じることができるものに。予告映像は「臨時ニュースを申し上げます」と“初代ゴジラ”を彷彿とさせるような、ゴジラ上陸のアナウンスから始まり、暗闇の中のゴジラと目が合う恐怖、ゴジラによって銀座が破壊される脅威がモノクロ映像で描き出された。
さらに『ゴジラ-1.0』および『ゴジラ-1.0/C』入場者特典の配布も決定。日本版&北米版のビジュアルをダブルA面でデザインした「70周年記念オリジナルアートボード」を、2024年1月12日より全国合計30万名様限定で配布する。
■山崎貴監督 コメント
長い間作業してもらっていた『ゴジラ-1.0/C』を発表できることとなりました。
ただモノクロにするのではなくそれこそカット単位で、
新たな映画を創り上げるくらいの勢いでさまざまなマットを駆使しながら調整してもらいました。
目指したのはモノクロ写真の名匠達が撮ったような画調。
撮影されたデータに潜んでいた肌の質感や風景のディテールをこれでもかと発掘してもらいました。
するとそこにはドキュメンタリーの様な凄まじく恐ろしいゴジラが現れました。
色を無くしたことで新たに迫ってくる現実感。
ぜひ劇場で更なる恐怖に生きて抗って下さい。
【編集部MEMO】
同作は、ゴジラ70周年記念作品であり、日本で製作された実写版ゴジラの30作品目という特別な節目である最新作。監督・脚本・VFXを、自身もゴジラのファンであることを公言する山崎貴が務め、主人公・敷島浩一を神木隆之介、ヒロイン・大石典子を浜辺美波が演じている。さらに山田裕貴、青木崇高、吉岡秀隆、安藤サクラ、佐々木蔵之介といった、実力派俳優陣が勢揃いした。
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