キャリアデザインセンターが運営する「女の転職type」は、「忘年会」についてアンケート調査結果を12月14日に発表した。同調査は2023年11月13日~23日の期間、同サイトの会員で働く女性453人を対象にインターネットを用いて行われた。

  • 忘年会について

職場で忘年会が開催されるなら、参加したいかどうかを尋ねたところ、「参加したくないので、参加しない」(37.3%)が最も多く、「参加したくないが、参加する」(22.3%)と合わせると、59.6%が「参加したくない」派だった。

  • 職場で忘年会が開催されるなら、参加したい?

一方、「参加したいので、参加する」(23.2%)と「参加したいが、参加できない」(5.7%)を加えた「参加したい」派は28.9%で、「参加したくない」派の半数ということがわかった。

役職別に見てみると、管理職の人は「参加したいので、参加する」が最も多く34.4%。「参加したいが、参加できない」(9.4%)と合わせると、43.8%の人が「参加したい」派という結果に。ただ、「参加したくないので、参加しない」(31.3%)と、「参加したくないが、参加する」(18.8%)を合わせた「参加したくない」派は50.1%となっており、「参加したい」派よりやや多い状況。

一方、一般社員の人では「参加したくないので、参加しない」が最も多く39.7%で、「参加したくないが、参加する」(25.8%)と合わせた「参加したくない」派は65.5%となり、管理職より15.4%多くなっている。「参加したいので、参加する」、「参加したいが、参加できない」を合わせた「参加したい」派は24.9%と「参加したくない」派の半数以下で、管理職と比較すると18.9%も少ない結果となった。

  • 忘年会に参加したくない理由は?

忘年会に参加したくないと回答した人にその理由を聞いたところ、「面倒だから」が最も多く57.4%。次いで「お金がかかるから」(39.3%)と、忘年会への参加を負担に感じている様子がうかがえた。費用が自腹かどうかも参加意欲に影響することが考えられるという。

  • 職場での飲み会で、マナーとして気を付けていることは?

飲み会マナーとして気をつけていることについて聞いたところ、1位「翌日上司にお礼を言う」(41.1%)、2位「下座に座る」(40.6%)、3位「料理を取り分ける」(39.6%)だった。

一方で「特に気を付けていることはない」は12.6%となっており、職場での飲み会ではやはり大多数の人が気を付けているマナーがあることがわかるという。

その他のコメントとしては、「翌日は絶対に遅刻、欠勤をしない」「みんなに話題をふる」「一部の人にしかわからない話題は避ける。片寄った話になったら軌道修正する」などがあった。