近畿日本鉄道を総力研究した書籍『近鉄とファン大研究読本 私たちついに関西に乗り入れました』が、12月18日に刊行される。著者は「女子鉄アナウンサー」として活躍する久野知美さん。「鉄道BIG4」の南田裕介氏が監修を務めた。
久野さんと南田氏が手がける「鉄道本」シリーズの最新作。第5弾となる今回、初めて関西の私鉄をテーマに選んだ。2府3県にまたがる営業路線網を持ち、営業キロ総延長において私鉄日本一を誇る近鉄のネットワークを「徹底解剖」する。
テレビ番組『友近・礼二の妄想トレイン』とコラボした「近鉄日帰り妄想ツアー」のページや、同じく鉄道ファンの徳永ゆうきさんを加え、近鉄と関西私鉄の相互直通運転について語り合うコーナーなど、テレビ等でおなじみの顔ぶれも登場。久野さんによる「潜入レポート」、2024年に誕生する新型一般車両の紹介、日中から頻繁に連結・解放が行われる古市駅のレポートなど、幅広い内容を盛り込んだ。A5判176ページ、定価1,870円。カンゼンから刊行される。