第一三共ヘルスケアの解熱鎮痛薬ブランド「ロキソニン」(OTC医薬品)が展開する「みんなの生理痛プロジェクト」は12月11日、生理痛と向き合う"はじめの一歩"を踏み出す「FIRST STEP ACTION」の取り組みとして、大宮南高等学校の1年生を対象に「生理痛について"学び・考える授業"」を実施した。

  • 「生理痛について"学び・考える授業"」を実施

「FIRST STEP ACTION」は、生理痛に悩む当事者の女性だけでなく、今まで生理痛について考えたことがなかった人も含めてみんなで生理・生理痛と向き合う「はじめの一歩」を提供する取り組み。

今回は、授業の趣旨に賛同した埼玉県立大宮南高等学校の1年生352人を対象に、「生理・生理痛について"学び・考える授業"」を実施。同校の事前アンケート結果や高校生全国調査の結果で学校生活に支障をきたしながらも生理痛を我慢している実態を共有し、その理由についてグループで話し合ったところ、生徒からは「言いづらさを感じるから」「男女で認識が違うから」「(周囲の)理解がないから」などの回答が集まったという。

  • 大宮南高等学校1年生が参加

続いて、産婦人科医・高尾美穂先生が、ファシリテーターとの対談形式で生理・生理痛のメカニズムや対処法について講義を開催。また、生徒から寄せられた「婦人科受診」や「市販の鎮痛薬」の質問についても解説し、自分にあった対処法を見つけることの大切さを学習したそう。

さらに、講義を踏まえ、学校生活の中で起こりうる場面を設定して、自分だったらどうするかグループで話し合いを行ったほか、「生理・生理痛で困っている人がいたら、周りの人はどういうことができると思うか」を各自で考えたとしている。