コーセーは2024年3月1日、同社を代表するロングセラー化粧水「薬用 雪肌精」を刷新する。このほど新しくなった「薬用雪肌精 ブライトニング エッセンス ローション」が報道関係者向けにお披露目された。

1985年誕生、効果にこだわった高機能化粧水

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    2024年3月1日リニューアル発売する「薬用雪肌精 ブライトニング エッセンス ローション【医薬部外品】」(ノープリントプライス/参考小売価格200mL3,850円、350mL5,940円)

「雪肌精」は、さまざまな植物成分を組み合わせて配合し、日常的に継続して使う「和漢発想」を取り入れた高機能化粧水として1985年に誕生。同社創業者の小林孝三郎氏の長男で、小林一俊 代表取締役社長の父である小林禮次郎氏が開発した。

小林禮次郎氏は早稲田大学理工学部応用化学科卒業後に同社の理科系大卒研究員第1号として入社、効果の高い商品の開発に心血を注いだ。また、当時ラインで使うのが一般的だったスキンケアを効果に特化した単品型で提案し続けた。

雪肌精は、今では誕生から累計出荷個数6,700万本(2023年11月末時点)を記録する、コーセーNo.1化粧水(2022年9月から2023年10月の販売個数)だ。

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    雪肌精ブランドには強い思い入れがあると語った、コーセー小林一俊 代表取締役社長

マーケティング面では、2012年若い世代獲得のために俳優の新垣結衣さんを起用、2019年にフィギュアスケートの羽生結弦さん、2023年には米大リーグの大谷翔平選手を起用しジェンダーレスに訴求、2024年からより積極的にグローバル展開していくという。

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    1985年「雪肌精」(化粧水)を発売、「美白効能のある化粧水で透明感のある美しい肌の女性を増やしたい」という思いから開発された。1993年「雪肌精」(化粧水)を薬用化し「薬用 雪肌精」(化粧水)に、2000年「薬用 雪肌精 クリーム」を発売・シリーズ化、2002年「薬用 雪肌精 乳液」を発売

リニューアル最大のポイント、新たな有効成分とは?

「なぜ今このタイミングでリュニューアルなのかというと、新しい有効成分が開発できたからです」と小林社長。「私はこの成分についての研究が始まったと聞いたとき、雪肌精の歴史を変えることになるのではないかと非常に楽しみにしておりました」。丸善製薬との共同研究で、成分研究開始から製品化までなんと16年かかった。

和漢植物の王様とも称される「甘草(カンゾウ)」にまつわる研究の末、甘草由来有効成分(W-グリチルレチン酸ステアリル(グリチルレチン酸ステアリル SW)) において、「肌あれ防止」に加えて新たに「美白(メラニンの生成を抑え、しみ、そばかすを防ぐ)」効能の日本で初めて承認取得した。新しい化粧水にはこの甘草由来有効成分を配合。さらに国産ハトムギエキス(保湿)を高濃度(ブランド内比)に配合し、肌本来の透明感を引き出す。

テクスチャは既存の薬用 雪肌精のみずみずしく浸透感(角層まで)のある使い心地を継承しながらもパワーアップ。すーっと肌になじみ、なじませるたび、角層深くへみずみずしいうるおいを巡らせ、肌をすこやかにたもつ。安心感のあるモダンフローラルの香り。

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    甘草由来有効成分(W-グリチルレチン酸ステアリル)を液状化するためにしっかり溶かし液状を保つのも非常に難易度の高い研究だったそう。雪肌精らしいみずみずしいテクスチャを実現することに成功

「既存のご愛用者はもちろん、雪肌精から離れてしまったお客様にも自信を持っておすすめできる商品ができた。100年続くロングセラー商品にしていきたい」と小林社長。「薬用雪肌精 ブライトニング エッセンス ローション【医薬部外品】」(ノープリントプライス/参考小売価格200mL3,850円、350mL5,940円)は、全国の雪肌精取り扱い店・公式オンラインショップ・Maison KOSÉ(店舗とECサイト)などで発売される。

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    「薬用 雪肌精」の持ちやすさを意識した丸みのある形状と、発売当時から変わらない"雪肌精ブルー"を踏襲しながら、ロゴも含めてスタイリッシュなデザインに刷新。なめらかなカーブをつけたキャップや容器の角でモダンさをプラスした。また、ボトルの肩口をなだらかな形状にすることで最後まで使い切りやすくなっている。容器と外箱は、それぞれバイオマスプラスチックとFSC 認証紙を採用するなど環境に配慮したつくり