転職サービス「doda」(パーソルキャリア運営)は12月4日、「平均年収ランキング2023」を発表した。2022年9月~2023年8月の1年間に、同サービスに登録した約63万人のデータをもとに、正社員として働く20歳~65歳までのビジネスパーソンの平均年収をまとめた。

  • 都道府県別平均年収ランキング

47都道府県の平均年収ランキングは、1位 東京都(455万円)、2位 神奈川県(435万円)、3位 千葉県(422万円)、4位 埼玉県(415万円)、5位 茨城県(412万円)となり、トップ5を関東エリアが独占。

2022年よりも平均年収が増加したのは43都道府県、変化なしが「徳島県」、減少したのが「香川県」「長崎県」「佐賀県」で、約9割の都道府県でアップする結果となった。最も増加したのは18万円アップの「秋田県」で、次いで16万円アップの「滋賀県」「鳥取県」と続いた。

7つのエリア別に見ても、すべてで平均年収は増加。増加幅が大きい順に、「関西」(昨対+14万円)、「関東」(昨対+13万円)、「東海」(昨対+8万円)、「中国・四国」「九州・沖縄」(昨対+7万円)、「北海道・東北」(昨対+6万円)、「北信越」(昨対+4万円)となった。

  • 年代別:全年代で前回から平均年収が10万円以上増加

年代別に見ると、「20代」の平均年収は352万円(昨対+10万円)、「30代」は447万円(昨対+12万円)、「40代」は511万円(昨対+16万円)、「50代以上」は607万円(昨対+11万円)と、全年代で前回から10万円以上増加。男女別に見ても、男性は全年代で、女性は20代・40代・50代以上で10万円以上アップしています。