山野楽器と小田急電鉄は、特急ロマンスカー・GSE(70000形)をモチーフにした、世界で2本しかない楽器「ロマンスカーGSEギター」を発表した。12月2日に新百合ヶ丘エルミロード(神奈川県川崎市)でお披露目イベントが開催されたという。

  • 「ロマンスカーGSEギター」イメージ

「ロマンスカーGSEギター」は、山野楽器による地域活性化と音楽の楽しさを伝えることを目的としたご当地ギター制作の一環として制作。小田急線沿線に山野楽器の店舗が多くある縁もあり、実現に至ったという。ギターのボディは、「箱根につづく時間を優雅に走るロマンスカー」をコンセプトに開発された特急ロマンスカー・GSE(70000形)の展望車を精緻に再現した。ヘッドは、箱根の代表的な観光スポットである芦ノ湖をイメージし、ネックに「箱根湯本」「小田原」「新宿」の駅名標をデザインすることで箱根旅を表現。弦はGSEの疾走感をイメージしたという。

12月2日のお披露目イベントは、シンガーソングライターの「ゆいにしお」さん、「林青空」さんによるミニコンサートとして行われたという。お披露目イベント以降、小田急沿線の山野楽器3店舗に約2週間ずつ、海老名駅隣接のロマンスカーミュージアムに約6週間、このギターを展示する予定となっている。

  • 「特急ロマンスカー・GSE(70000形)×ロマンスカーGSEギター」コラボ缶バッジの一例

その他、小田急線沿線の山野楽器3店舗で実施する鉄道のグッズ販売「TRAINSポップストア」にて、ロマンスカーグッズを1,500円以上購入した人のうち先着100名に「特急ロマンスカー・GSE(70000形)×ロマンスカーGSEギター」コラボ缶バッジをプレゼント。同じく対象店舗でロマンスカーグッズを1,500円以上購入すると、各施設の店舗で利用できる商品券やロマンスカーグッズが当たる抽選会に参加できる。