バイドゥが提供する「Simeji」は11月29日、「Simeji presents Z世代トレンドアワード2023」の結果を発表した。同調査は10月17日~31日、2023年現在10~24歳の男女6,409名を対象に、インターネットで実施した。

  • Z世代トレンドアワード2023

年間トレンド大賞に輝いたのは、チャンネル登録者数153万人超を誇る6人組中学生YouTuberグループ「ちょんまげ小僧」のメンバーが挨拶代わりに披露するポーズ「ひき肉ポーズ」だった。"ひき肉です"というイントネーションに癖のあるセリフに加え、両腕を大きく広げるオリジナルポーズは真似しやすくプリクラやSNS投稿をする際のポーズとして話題になった。Z世代からは「ひき肉の影響力やばかった」「真似しやすいし分かりやすいしウケを狙いやすい」といった声が挙がっている。

  • 6人組中学生YouTuberグループ「ちょんまげ小僧」

ヒト部門の大賞は、"はい~!"という掛け声が印象的で、元自衛官という異色の経歴を持つお笑いタレント「やす子」さんだった。「やす子の口癖が頭から離れない日が多かった」「『はいぃぃぃ』がとても楽しく挨拶で使っている」「面白いし可愛いし一生懸命」など、明るく純粋で親しみやすい人柄にハマるZ世代が多いことがわかった。

ヒト部門の「トレンド芸人2023」の4位には、M-1グランプリ2022王者であり毒舌漫才が魅力の「ウエストランド」がランクイン。「SNSトレンドアーティスト2023」の1位には、「#首振りダンス」がSNSで話題になった「新しい学校のリーダーズ」が獲得した。

  • Z世代トレンドアワード2023 ヒト部門

モノ部門の大賞は、「みそきん(HIKAKIN PREMIUM)」だった。HIKAKINが立ち上げたブランド『HIKAKIN PREMIUM』から発売されたカップラーメンとカップメシは、5月に発売後、数日で完売する店舗が続出し、人気すぎて手に入らないと話題になった。「コンビニに行ってもほぼほぼ完売状態」「発売直後に買いに行ったのに売り切れていた」「行列になるほど、コンビニに並んで買おうとしていた人が多かった」などの声が寄せられた。

  • Z世代トレンドアワード2023 モノ部門

モノ部門の「トレンドグルメ2023」では、1位の「みそきん」に続き、2位に韓国発祥のSNS映えスイーツ「10円パン」がランクインした。「トレンド推し活グッズ2023」の1位は、推しの缶バッジやキーホルダーなどでびっしりと覆い尽くした痛々しいバッグ「痛バッグ」だった。

  • Z世代トレンドアワード2023 トレンドグルメ

コト部門の大賞は、中学生YouTuber・ちょんまげ小僧のメンバー"ひき肉"の挨拶をする際の癖のある言葉「ひき肉です」となった。NiziU、Little Glee Monster、&TEAM、大久保佳代子などZ世代に人気のアーティストやアイドル、タレントがTikTokにこの言葉を使ったダンス動画を投稿したことでも注目を集めた。

  • Z世代トレンドアワード2023 コト部門

コト部門の「トレンドワード2023」「トレンドポーズ2023」は、いずれもちょんまげ小僧の「ひき肉です」「ひき肉ポーズ」が1位を獲得。トレンドワード2位は「なぁぜなぁぜ」、トレンドポーズ2位は、2人組であえて一緒にハートマークを作らずハートの片方を別のポーズにする「片思いハート」だった。

  • Z世代トレンドアワード2023 トレンドポーズ

「AI機能が人気のトレンドアプリ2023」では、カメラアプリ「SNOW」が1位、カメラや写真を使って検索できるアプリ「Googleレンズ」が3位にランクイン。「今年を表す漢字2023」の1位は「楽」、2位は「推」、3位は「肉」という結果になった。

  • Z世代トレンドアワード2023 番外編