俳優の綱啓永と森愁斗が22日、FOD公式Instagramでインスタライブを行い、ドラマ『ぼさにまる』(FODで全8話配信中、フジテレビで毎週水曜深夜放送)の撮影秘話などを語った。

  • 綱啓永(左)と森愁斗

■お茶をかけられるシーンで大爆笑

“ぼさぼさ”っとした自然体のかわいさが愛らしい、サンリオのキャラクター「ぼさにまる」を実写化した今作は、うさぎのぼさにまる“ぼさうさ”のさくらが、人間やほかの「ぼさにまる」と一緒にシェアハウスで共同生活を送る様子を描くもの。綱は常に冷静沈着、何を考えているかわからないゆるふわ系大学生の優磨を、森は頼られるのが好きだが頼りにならないと思われている憎めない筋トレ男子の大雅を演じている。

今回のインスタライブでは、X(Twitter)で募集した視聴者が選ぶ好きなシーンとして「料理に慌てふためく優磨と大雅」「筋トレ男子・大雅」「さくらを看病する優磨」を紹介した後、2人の好きなシーンを発表。綱がピックアップしたのは、第2話の「美央にお茶をかけられる優磨」だ。

さくらへの失礼発言で、美央(三原羽衣)に頭からお茶をかけられた優磨。映像を見て、綱は「そりゃかけられますわ」と納得しながら、このシーンを選んだ理由を「美央がお茶をかけるとティーパックが頭に載ったらいいねと話して、助監督さんが3~4回くらい練習してくれたんですけど、(映像を)見て分かる通り、載らなかったんです。それで三原羽衣、大爆笑です(笑)」と明かした。

綱がお茶をかけられた後に、三原の脚だけ映るカットで震えているが、「怒りではなく、笑いですね」と暴露。さらに、綱が床を拭いて、それを嗅いで「臭っ!」とリアクションして畳み掛けると、三原は完全にツボに入って笑い続けていたそうだ。

■兄とドラマ初共演「すごく新鮮」

一方の森が選んだのは、第6話の「こたろうのつらい過去の真相」。このシーンには、森の兄・英寿が登場するが、今回がドラマ初共演で、森は「すごく新鮮でしたね。(兄は)全然お芝居を全然やってないんだけど、俺が出てるから出てみようと思ってくれたみたいで、それはうれしかったですね」という。

兄弟共演を「うらやましかった」という綱は、撮影現場で「もりぴ(英寿)に愁斗が『こうしたほうがいいんじゃない?』ってお芝居のアドバイスをしているのを見て、すっげぇいいなと思った」と感激したそう。森は「恥ずかしいからやめろよ(笑)」と赤面しながら、「僕のほうがこういうお仕事を先にやってるんで、ちょっと心配だったんだよね。僕も初めてのお芝居の現場はすごい緊張してた覚えがあるんで、助けないといけないなと思って」と、その真意を打ち明けた。

インスタライブではほかにも、FOD限定のスペシャル映像の一部公開や、2人が“ぼさっと”している写真で対決するコーナーなどを実施。視聴者からの「お互いの好きなところを3つ教えてください」という質問には、山手線ゲームのようにリズムに乗って言い合うことになり、「おしゃれ」(綱)、「歯が白い」(森)、「友達思い」(綱)、「演技のお話とか真面目にしたり、シーンによってちゃんと距離感をとってお互いの演技に集中できるようにしてくれるところ」(森)、「歌がうまい」(綱)、「歌がうまい」(森)と、テンポよく飛び出した。

この模様は、11月30日までアーカイブ配信されている。

(C)フジテレビ