ABCテレビ・テレビ朝日系7月期ドラマ『何曜日に生まれたの』が、ギャラクシー賞10月度月間賞に選ばれた。
■『何曜日に生まれたの』ギャラクシー賞10月度月間賞受賞
今作は、日本を代表する名作を多数生み出してきた脚本家・野島伸司氏のオリジナル作品で、高校時代の“ある出来事”をきっかけに10年間ほぼ引きこもり生活を送っている27歳の黒目すい(飯豊まりえ)が主人公の物語。主演の飯豊のほか、溝端淳平、井上祐貴、YU、若月佑美、片山友希、濱正悟、白石聖、早見あかり、シシド・カフカ、陣内孝則が出演していた。
ギャラクシー賞は、日本の放送文化の質的な向上を願い、優秀番組・個人・団体を顕彰するために1963年に創設された賞。選評では「作劇と現実が複層的に交錯しながら天才作家とヒロインが共振しあっていく。最終話で二人がフィクションを乗り越えて迎えるリアルの着地にキュンとさせられた。 脚本家として虚実を往来し続ける野島伸司自身の苦悩が天才作家のキャラに落としこまれたような一作。野島ワールドの深化を感じた」と、溝端演じた天才作家・公文竜炎(三島公平)役の描写が評価されている。
【編集部MEMO】ABCテレビ制作・日曜22時ドラマ
2023年4月に開設された新枠で、今を懸命に生きるすべての人たちへのエールを込め、週末の夜、明日から始まる1週間を前向きに迎えられるような作品をラインナップ。『何曜日に生まれたの』は第2弾で、現在は第3弾の『たとえあなたを忘れても』が放送されており、第4弾は福士蒼汰主演の『アイのない恋人たち』に決定している。第1弾の『日曜の夜ぐらいは...』は、2023年日本民間放送連盟賞「番組部門 テレビドラマ番組」で優秀賞に選ばれた。