元プロ野球選手で野球解説者の上原浩治氏が13日、YouTubeチャンネル『上原浩治の雑談魂』で公開された動画「【都市伝説か!】キレがあるのに激重な直球…ストライクがワンバンに急変…桧山進次郎さんが大嫌いだった4人の投手【ラストに桧山さんが選ぶ神代打 第1位発表! 上原が負け惜しみする因縁の本塁打?】【(2)/5】」に出演。守備がうまいと思ったピッチャーについて語った。
同チャンネルでは今回、桧山進次郎氏が現役時代に苦手だった投手について語る企画を実施。その3人目に名前が挙がったのが、浅尾拓也氏だった。
中日の中継ぎエースとして一時代を築き、2010年と2011年に最優秀中継ぎ投手のタイトルを獲得している浅尾氏。桧山氏は「野手投げ(が嫌だった)。腕の振りが見えづらい。フォークもこんなん(体がガクッと)なるからね」と、特徴的な投球フォームに苦手意識があったようだ。
さらに、「ランナーが1塁で、(自分の)前のバッターがバントしても、ランナーがセカンド行きにくい。バント処理がうまいから」と守備に言及すると、上原氏も「フィールディングめっちゃうまいから、浅尾は」とうなずき、「桑田さんと変わらないと思う。捕ってから速いし」「彼は本当にうまい」と、守備の名手として知られた桑田真澄氏に匹敵するレベルだったと回顧。また、桧山氏が「体勢が崩れてもセカンド投げますからね」「(藤川)球児もうまかったな」と続けると、上原氏は「一流はみんなうまいんだよ。投げるだけじゃダメっていうね」としみじみと語っていた。
【編集部MEMO】
元メジャーリーガーの上原浩治氏が、アシスタントの上田まりえとともに、さまざまなゲストと“雑談”を繰り広げるYouTubeチャンネル『上原浩治の雑談魂』。チャンネル登録者数は74万人を超え、プロ野球OBが出演するYouTubeチャンネルの中でも屈指の人気を誇る。これまで、松井秀喜氏、高橋由伸氏、藤川球児氏、宮本慎也氏など数々のレジェンドOBがゲストとして登場。松井氏がゲスト出演した動画内では、チャンネル登録者数100万人到達の記念企画として、2002年の巨人メンバーたちによる座談会を東京ドームで開くことが計画された。