恋活・婚活マッチングアプリ「Pairs(ペアーズ)」を運営するエウレカは11月15日、「未婚者/既婚者の実態調査」の結果を発表した。調査期間は10月17日~19日、調査対象は20~49歳の個人、有効回答は6,566人。
同調査で、1年以内に結婚した夫婦についてみたところ、出会いのきっかけでは「マッチングアプリ」が2021年の前回調査19%から3.7ポイント増の22.7%、「ペアーズ」利用は同7.1%から2.8ポイント増の9.9%となり、約4人に1人が「マッチングアプリ」を利用していることがわかった。
マッチングアプリ以外では、「友人の紹介」(11.0%→21.4%)や「街コン・合コン等」(4.1%→8.6%)は倍増したのに対し、「自然な出会い(特に出会いを意識した活動をしていない等)」(55.1%→34.6%)は20ポイント以上減少し、同調査では「コロナ明けで積極活動への回帰が顕著となった」と分析している。
次に、出会いのきっかけ別に、既婚者の幸福度について調査。現在の結婚生活に満足しているかとの問いに対する満足度を10段階で評価し、平均点を算出した結果、1位「マッチングアプリ」(7.6)、2位「結婚相談所」・「交流目的の趣味の集まり(オフライン)」(各7.5)、4位「街コン・婚活パーティーなど」・「お見合い」・「その他」(各7.4)となった。
また、幸福度の判断で重視していることは、「マッチングアプリ」は人とのつながり、「趣味の集まり(オフライン)」はこころやからだの健康、「結婚相談所」「お見合い」「行政の結婚支援事業」は地域とのつながりなど、出会い方別に特徴があることがわかった。