「暗い道では積極的にハイビームを使いましょう」。一般社団法人 日本自動車連盟(JAF)による、「夜間の坂道を車で走るときの危険」に関する実験動画が参考になる内容です。ここまで歩行者が見えないものなのか。
8年前に投稿された動画を、JAFのXアカウント(@jaf_jp)が改めてシェアしました。実験の内容は、自動車のヘッドライトを「ロービーム」にした場合と、「ハイビーム」にした場合とで比較しながら夜間の坂道を下るというものです。
その結果、ロービームでは衝突直前になるまで人影が見えないと分かります。坂道では通常よりもさらにライトが下向きになってしまうため、前方をほとんど照らせなくなってしまうためです。一方のハイビームでは、かなり前方まで目視できると分かります。
アカウントは、「対向車がいないときは積極的にハイビームを使いましょう」とドライバーに注意喚起すると共に、「歩行者も明るい色の服や反射材のついた物を身につけてドライバーへのアピールを」と歩行者にも注意を促していました。
投稿には、「車側の速度も気を付けたいと思いますが、歩行者も車が見付けてくれるからと決めつけない様にしていきたいですね」などの声が寄せられています。
夜間、交差点を通過しようとしています
— JAF (@jaf_jp) October 31, 2023
このとき、あなたは何に注意しますか?https://t.co/dLi3WjkcGV
黒い服装の歩行者は見えにくいため注意が必要⚠️
対向車がいないときは積極的にハイビームを使いましょう💡
歩行者も明るい色の服や反射材のついた物を身につけてドライバーへのアピールを🦺