オリンピック・パラリンピック競技大会の国際決済テクノロジーパートナーであるVisaは11月9日、パリ2024大会の「Team Visa」アスリートとして現状117名のメンバーを発表した。

  • Team Visaアスリート半井重幸(ブレイキン、日本)選手

2024大会のチームは、新たな国と地域(オーストリア、アルメニア、ベルギー、キプロス、マルタ、スロバキア、ウズベキスタン、ホンジュラス)を含む60以上の国と地域のオリンピック・パラリンピック選手117名。年齢は15~48歳で、女性の比率はプログラム史上最高となる。

種目は、新しく加わった種目であるブレイキンを含む40種目。総メダル数175個、15名のアスリートがオリンピックまたはパラリンピック大会に初めて参加する。同プログラム史上最多で最も多様なオリンピック・パラリンピック選手および出場候補メンバーとなる。

米国のアスリートの現在のメンバーは、ノア・ライルズ(陸上―短距離走)、カタリーナ・マカリオ(サッカー)、キャロライン・マークス(サーフィン)、オクサナ・マスターズ(パラサイクリング)、サマンサ・メウィス(サッカー)、ライアン・ネイスウェンダー(車いすバスケットボール)、マロリー・スワンソン(サッカー)。

米国以外では、メダル保持者のイガ・シフィオンテク(テニス、ポーランド)、スカイ・ブラウン(スケートボード、イギリス)、テレサ・ペラレス(パラ水泳、スペイン)のほか、オリンピック・パラリンピック初参加となる半井重幸(Shigekix)(ブレイキン、日本)、リウ・キンジー(ブレイキン、中国)、ラシード・ブロードベル(陸上―短距離走/ハードル、ジャマイカ)、アーダン・ガリムリ(ゴールボール、カザフスタン)、ジョナサン・ホワイト(パラカヌー、イギリス)などが、のTeam Visaメンバーとなっている。

先日、パリで開催されたTeam Visa Summitでは、世界中のTeam Visaアスリートが参加し、クリエイターとしてのストーリーの伝え方に関する特別クラスが2日間にわたって実施された。アスリートは、パッション(情熱)を起点とする表現方法や、自分の個人としてのブランドやストーリーの伝え方を向上させる実践的なSNS活用のヒントを、インフルエンサーやSNSクリエイターから学んだ。

さらにTeam Visaは、スポーツをとおして若者の雇用を支援するフランスの主要な協会、Sport Dans La Villeの若者たちとともに、地域を称え、若者のスポーツ参加推進を表現した絵を描いた。

Team Visaアスリート半井重幸(ブレイキン、日本)選手は「Team Visaのメンバーであることを光栄に思います」とコメント。10月31日にパリで開催されたTeam Visa Summitのブレイキンステーションで技を披露した。

  • ブレイキンステーションで技を披露した半井重幸選手