元プロ野球選手で野球解説者の上原浩治氏が3日、YouTubeチャンネル『上原浩治の雑談魂』で公開された動画「【坂本勇人・長野久義への後悔】ドラフト1時間前に運命の電話…いつも巨人が邪魔する! 元阪神の名スカウトが今だから明かす漫画みたいな舞台裏【スカウトの給料事情も】 【(3)/4】」に出演。剛速球ぶりに感嘆した投手を明かした。
同チャンネルでは今回、元阪神スカウトの菊地敏幸氏をゲストに招いたトーク企画を実施。その中で、「観客よりもスカウトのほうが多かった。観客は10人ぐらい」と自身の大学時代を振り返る上原氏に対し、菊地氏が「意外とそういう意味でいうと久保田」と、同じく観客よりもスカウトのほうが多いような環境でプレイしていた選手として名前を挙げたのが、久保田智之氏だった。
2002年、ドラフト5巡目で阪神に入団した久保田氏。2005年に「JFK」の一角としてブレイクし、2007年に記録したシーズン90試合登板の記録は今も破られていない。その久保田氏について、菊地氏は「グランド行っても、練習やってるんだけど本人いないの」「それで監督に聞くと『パチンコやってる』って」と裏話を披露する。
すると、上原氏が「彼の時は、アマチュアが日本のプロ野球のキャンプに2人か3人参加できる制度があって、久保田はジャイアンツに来てるんですよ。たしか」と明かしながら、「で、『なんで獲らへんのやろ?』って思った記憶がある」と述懐。菊地氏が「そういうボールを投げてたんだ」と反応すると、上原氏は「快速球じゃなくて剛速球でした。重い」と自身の印象を語っていた。
【編集部MEMO】
元メジャーリーガーの上原浩治氏が、アシスタントの上田まりえとともに、さまざまなゲストと“雑談”を繰り広げるYouTubeチャンネル『上原浩治の雑談魂』。チャンネル登録者数は74万人を超え、プロ野球OBが出演するYouTubeチャンネルの中でも屈指の人気を誇る。これまで、松井秀喜氏、高橋由伸氏、藤川球児氏、宮本慎也氏など数々のレジェンドOBがゲストとして登場。松井氏がゲスト出演した動画内では、チャンネル登録者数100万人到達の記念企画として、2002年の巨人メンバーたちによる座談会を東京ドームで開くことが計画された。