オゾンを活用した素材や機器を製造販売し、サステナブルな社会の実現を目指すタムラテコは、自然由来指数92%以上のジェンダーレスコスメブランド「HAVEKU(ハヴク)」の発売にあたり、XYZ世代600名を対象に「ライフスタイルに関する調査」を実施した。

本調査では、16~27歳のZ世代、28~42歳のY世代、43~58歳のX世代600名にそれぞれ3つの言葉の認知を聞いた。その結果、エシカル・サステナブル・オーガニックの認知は、どれも半数を超え、特に「オーガニック」に関しては9割の方が知っていると回答した。

さらに近年、若い世代を中心に、その意識は高まりを見せているよう。エシカル・サステナブル・オーガニック、すべての項目で意識が高くなったと回答している人が最も多いのは、Z世代となった。また、約4割が購買行動において、エシカル・サステナブル・オーガニックが化粧品の購入理由になっていることが明らかになった。

化粧品(歯磨き粉等含む)で減らしたい・省きたいと思うものを聞くと、最も多い回答は「過剰なデザインや包装」が54.2%、次いで「肌への負荷」が48.8%という結果となった。第3位は「歯と歯茎の負担」48.2%、第4位は「環境への負荷」45.3%と続く。その他、世代別の傾向では、「環境への負担」は、全世代が高いのに対し、「男女別のしばり」や「動物性原料の使用」に関してはZ世代が多く回答している。

この結果をみると、Z世代は「ジェンダーレスコスメ」や「ヴィーガンコスメ」に関心が高い人が多いのかもしれない。コメントでもZ世代の環境への意識の高さがうかがえる結果となった。

エシカル・サステナブル・オーガニックの中で最も認知が高かった「オーガニック」。9割以上が知っていると回答した。しかし、オーガニックの基準である「自然由来指数」に関しては認知が4割未満となった。

自然由来指数について聞くと計61.5%が「良いと思う」と回答した。特にZ世代は66.5%が「良いと思う」と回答し、他世代より高い結果となっている。