俳優の滝藤賢一が、きょう27日にスタートしたテレビ朝日系新ドラマ『今日からヒットマン』(毎週金曜23:15~※一部地域を除く)第1話にサプライズ出演した。

  • 左から相葉雅紀、滝藤賢一=テレビ朝日提供

■伝説のヒットマン役は滝藤賢一だった

同作は、むとうひろし氏によるガンアクション漫画を実写化するアクションコメディドラマ。ある日突然大事件に巻き込まれて伝説の殺し屋“二丁”の名を継ぐことになった平凡なサラリーマン・稲葉十吉(相葉雅紀)が、愛する家族を守るためにサラリーマンとヒットマンの二重生活を送り、家族にバレないように裏社会で奮闘する。

十吉の運命を大きく変える伝説のヒットマン・二丁。大物俳優が演じると発表されていたが、放送をもって滝藤がキャスティングされていたことが明らかになった。滝藤は原作さながらに、オールバックに革ジャン、そしてサングラスの出で立ちで、いつもタバコの紫煙を燻らせているハードボイルドな男としてアプローチ。圧倒的な手際の良さで殺しの仕事を終えた後、甘えてくるちなつに対してキザにほほ笑むなど、凄腕の殺し屋をクールに体現し、タバコを3本同時に吸いながらの「あんな雑魚にやられたわけじゃねぇ、タバコの吸いすぎで死ぬんだ」とのユーモアの効いたセリフで大きな存在感を残した。

  • 滝藤賢一

■相葉雅紀&滝藤賢一、6年ぶり共演

相葉とはドラマ『貴族探偵』(17年/フジテレビ系)以来となる6年ぶりの共演。劇中では緊張感あふれる場面が続いたが、いざカットがかかると冗談を言い合い、2ショットの写真撮影の際もふざけあって笑顔を見せていた。相葉も「久しぶりに共演できてすごく楽しかったです。空いた時間は何していたの? とか、たわいもない会話もできてうれしかった」と喜びを語った。今後も回想シーンなどで登場予定だ。

11月3日放送の第2話では、十吉にさらなるピンチが降りかかる。十吉を二丁と勘違いした凄腕の殺し屋から決闘の申し込みが。断れば、家族の命はないと脅されて……!? 愛する家族を守るべく、ちなつから授かった二丁の遺品を身にまとって単身、相手のもとへと向かう。ついに、オールバックにサングラス、革ジャンを羽織った“ハードモード”の相葉が登場する。

【編集部MEMO】第2話あらすじ
他界した伝説のヒットマン・二丁(滝藤賢一)に弟を殺され、復讐に燃える殺し屋・鷲男(金児憲史)は、稲葉十吉(相葉雅紀)を二丁と勘違いし、執拗に決闘するよう迫る。拒むようならば、妻の美沙子(本仮屋ユイカ)と息子・百太(木村優来)の命はないと脅された十吉は、営業で培った話術で誤解を解こうとするが、鷲男に銃口を向けられた丸メガネ(筧利夫)とキノコ頭(本多力)のせいで交渉は決裂。落ち込む十吉をちなつ(山本舞香)は、鷲男と戦って殺すしかないと諭すのだった。その後、平穏な日々は数日続くも、ある時突然、十吉の会社にちなつが現われる。彼女の虜となる後輩の山本照久(深澤辰哉)、上司の遠藤保(勝村政信)を制して、ちなつの話を聞く十吉だったが、鷲男と戦う際に使ってと、謎のロッカーのキーを渡されるのだった。やがて、鷲男がガス業者を装い、美沙子と百太に接したことが判明。愛する家族を守るべく、十吉は深夜にロッカールームへと向かい、ちなつから預かったカギで開けると、そこには二丁が使用していた銃やサングラス、革ジャンがあって…。ちなつから「今日からヒットマンよ」と告げられた十吉は、銃を手に、オールバックにサングラス姿で単身、鷲男のもとへと向かうのだった。