お笑いコンビ・マヂカルラブリーの野田クリスタルが24日、YouTubeチャンネル『野田クリスタル【野田ゲー】』で公開された動画「キングオブコントレベル高すぎ! &スト6バトルハブに潜ります!」に出演。『キングオブコント2023』(TBS系)の審査について語った。

マヂカルラブリー・野田クリスタル

同大会の感想を話す中で、「審査がすごく難しそうでしたね」と切り出した野田。「偉そうだけど……」と前置きした上で、「(自分が)何回か審査をやると、審査員の点数のつけ方ってやっぱり見ちゃう。今回、最初に95点を出したじゃないですか? あれはもう度胸の95点ですよね。いやあ、95点を出したのは偉いよな」と、トップバッターのカゲヤマに95点という高得点をつけた、松本人志・秋山竜次・山内健司ら審査員の決断に賛辞を贈る。

さらに、「あそこで95点という点数を出せるって……僕はすごく怖いけどな。上が5点しかないから」とこぼし、「(95点をつけざるを得ず)すげえ焦っただろうな。や団まで怖かったんじゃないかな?」と審査員の心中を推察。また、「『キングオブコント』は起こりやすいけどね、トップバッターがそのまま勝ち切るっていうのは。トップバッターと9番手がウケるパターンは意外と(これまでにも)出てますから」と例示しながら、「今年のレベルめちゃくちゃ高かったですよね」と改めて感心した。

なお、トップバッターのカゲヤマに高得点がついたことに関して、視聴者からも「​今回レベルが本当に高すぎたからこそ開幕カゲヤマの95が妥当すぎた」「トップバッターであの点数すごかった」「​カゲヤマ一発目で高得点でてほんとうれしかった」といったコメントが寄せられている。

【編集部MEMO】
野田クリスタルは、お笑いコンビ・マヂカルラブリーのボケ担当。2020年、『R-1ぐらんぷり2020』(カンテレ・フジテレビ系)、『M-1グランプリ 2020』(ABCテレビ・テレビ朝日系)で優勝し、霜降り明星・粗品以来2人目となる『R-1』『M-1』の2冠を達成した。また、『キングオブコント』(TBS系)でも2度の決勝進出(2018年・2021年)を果たしており、2020年の『R-1』決勝初進出によって、史上初の『R-1』『M-1』『キングオブコント』ファイナリスト経験者となった(※『M-1』は2017年に決勝初進出)。また、Nintendo Switch用ソフト『スーパー野田ゲーPARTY』『スーパー野田ゲーWORLD』を制作するなど、ゲームクリエイターとしての才能も発揮している。