24日放送の報道ドキュメンタリー番組『クローズアップ現代』(NHK総合 毎週月~水曜19:30~)では、「猛スピード運転は“危険”か“過失”か」を検証する。
『クローズアップ現代』は「心に刺さるジャーナリズム」を目指し、徹底した現場取材で幅広いテーマを掘り下げる番組。1993年の放送開始から、今年で30年目に入った。
法定速度を大幅に上回るスピードで死亡事故を起こしても、なぜ危険運転の罪に当たらないのか。「危険運転致死傷罪は何のためにあるのか……」とカメラの前で胸中を明かす遺族。今、各地で遺族が法の不備を訴え、改善を求めている。
大分市では時速194kmでの死亡事故をめぐって、過失運転から、より罪の重い危険運転に起訴内容が変更され、裁判の行方に注目が集まっている。猛スピード運転は“危険”か“過失”か。昭和大学医学部教授で元最高検察庁検事の城祐一郎氏がスタジオ出演する。