ドキュメンタリーとドラマを融合した番組『知らないのは主役だけ』が9日(22:30~)にカンテレ・フジテレビ系で放送される。

  • 左から又吉直樹、くっきー! =カンテレ提供

■“何も知らない主役”の日常を隠し撮り

今作は、“何も知らない主役”の日常を約2カ月間隠しカメラで撮影して紡ぐリアルとフィクションが混在した新感覚ドラマ。“主役”長谷川雅紀のリアルな表情を捉えた隠しカメラの映像に、相方・渡辺隆をはじめとする脇役だけで描くドラマシーンを織り交ぜることで、誰も先が読めない、演技を超えた究極のリアリティーショーを届ける。

MCは第一弾に引き続き、くっきー!(野性爆弾)と又吉直樹(ピース)が務め、佐藤二朗がゲスト出演する。脚本を担当したのは、Netflix配信ドラマ『サンクチュアリ-聖域-』で知られる金沢知樹氏。構想から制作まで3年という歳月をかけ、錦鯉の所属事務所であるソニー・ミュージックアーティスツ(SMA)全面協力の元で作られた力作となっている。

■錦鯉、スキャンダルに巻き込まれる

主役として選ばれた長谷川は、渡辺とともに日本で初めて開催されるポロ(馬に乗って行う団体球技)のプロ大会のアンバサダーとして選ばれる。長谷川は、プロモーション映像の撮影現場で会った松尾諭に、渡辺の豪遊の噂について聞かれ、ポロのプロ大会は外資系企業が絡んでいるので気をつけた方がいいと忠告される。一方謎の女性・青葉(とみやまあゆみ)に対して冷たい態度であしらっていた渡辺は、驚愕の事実を伝えられる。

その頃、病院で健康診断を行った長谷川は、体内から謎の“胆石”が見つかり、その胆石を巡って不可思議な非日常の世界に巻き込まれていく。異常値を示す長谷川の胆石、渡辺の歪な女性関係。それは次第に大きなスキャンダルへと錦鯉を導いていき———。そして、コンビの絆が試される衝撃的なクライマックスを迎える。

■又吉直樹&くっきー!、錦鯉の魅力語る

ドラマを観た後の感想を聞いてみると、くっきー! は「テレビで絶対泣いたらアカンってずっと思いながら、芸人を続けてきたけど、初めてちょっと泣いちゃった」とまだクライマックスの余韻に浸っているような表情で答えた後「できたら、泣いてるとこ、へつっといて〜(笑)」とつけ加えた。又吉が「コンビ愛というか、錦鯉さんの魅力がめちゃくちゃ出てましたよね」と話すと、くっきー! は「これを見て“錦鯉なんやねん”っていう人ゼロですね。みんな好きになりますね」と感傷にふけった。ゲストの佐藤は “隠しカメラで撮られているような芝居”を意識することがある、と明かし「長谷川さんと一緒にいて、絶対にバレてはいけないときのセリフが“ナチュラル”」と渡辺の演技を絶賛した。

今回の作品が“ドッキリ”か“ドラマ”か、という質問に、くっきー! は「最初はドッキリだと思って入ったんですけど、気づいたらドラマになってたんですよ。長谷川くんの感情が出るときになったら、ドッキリとか、ドラマとかという感情じゃなく、 長谷川という人間を見ているんですよね」と熱く語ったのに対し「ドラマですね」という又吉の短答に現場が笑いに包まれた。番組の見どころについて、又吉は「脚本の面白さと錦鯉さんのコンビ愛、長谷川さんの人間味が見どころかなと思います」と語り、くっきー! は「裏のお芝居の話とか、カメラマンさんはどう隠れたのかとか、そういう話もありますけど、一旦は純粋な目で、 長谷川という人間の厚みを見ていただきたいですね。もうアメリカのステーキぐらい分厚いんだから(笑)」とアピールした。