MAMORIOは10月4日、「鞄の紛失」に関する調査結果を発表した。調査は9月20日、全国の10~70代の男女431人を対象にインターネットで行われた。

  • 鞄を紛失した場合の被害総額

    鞄を紛失した場合の被害総額

日常的に使用している鞄を教えてもらったところ、「トートバッグなど肩掛け」(33.6%)、「リュックサック」(32.0%)、「ショルダーバッグやメッセンジャーバッグなど斜め掛け」(23.9%)が多く、これら3タイプでほぼ9割を占め、鞄の購入金額は、7割超が「1万円以内」(72.6%)であるよう。

また、鞄の中には「財布」(89.8%)や「鍵」(79..8%)、「スマートフォン」(75.6%)、「免許証などの身分証明書」(66.1%)といった貴重品を入れている人が多かったほか、イヤホンや薬、手帳、充電器など、その人にとって必要なものはさまざま。

これらの回答を踏まえて、中身ごと鞄を紛失した場合の金銭的・精神的な被害総額を聞くと、「1万円以上5万円未満」(34.3%)が最多だったものの、次いで「5万円以上10万円未満」(27.1%)、「10万円以上20万円未満」(15.3%)、「20万円以上」(13.2%)と続き、半数以上が「5万円以上」の損失になると回答した。

  • 飲食店などで席を離れる場合、貴重品・鞄はどうする?

    飲食店などで席を離れる場合、貴重品・鞄はどうする?

次に、鞄を紛失した経験について聞いたところ、36.7%もの人が「鞄を紛失または置き忘れた経験がある」と回答。

そこで、カフェや喫茶店でトイレなどに立つ場合、「携行品(財布や鍵など)を席に置いたままにしたくないと思いますか?」と尋ねたところ、75.8%が「強く思う」と回答。しかしながら、「鞄を席に置いたままにしたくないと強く思う」人は63.0%にとどまり、携行品に比べて大きな鞄は置いたままでも大丈夫ではと考えている人が多いことが明らかに。

  • 鞄をなくさないための対策

    鞄をなくさないための対策

鞄をなくさないための対策について聞くと、「常に持ち歩く」(70.3%)と「常に注意を払う」(55.2%)に回答が集中。次いで「鞄が手元から離れる際は必ずロッカーなどに入れる」(14.8%)、「特に対策は行っていない」(10.9%)、「鞄に忘れ物防止タグ(スマートトラッカー)やGPSデバイスを取り付ける」(2.6%)が上位に。

また、今後の鞄の紛失対策として、「忘れ物防止タグ(スマートトラッカー)を利用したいと思いますか?」と聞くと、74.5%もの人が「思う」と回答した。