パルシステム東京は10月15日、東京大空襲による戦跡をめぐるフィールドワーク「下町戦跡めぐり2023〜東京大空襲を知ろう〜」を東京都江東区にて開催する。

  • 下町戦跡めぐり2023〜東京大空襲を知ろう〜

同企画は、1945年3月10日の東京大空襲で一帯が焼き尽くされた区内の供養塔などを見学する「下町戦跡めぐり」や、住宅密集地を狙った実物の焼夷弾を展示など、戦争の惨禍を知る事ができる内容となっている。

「下町戦跡めぐり」では、東京大空襲・戦災資料センターの運営委員を務める工藤芳弘さんによる密集する木造住宅が狙われ約10万人が命を落とした空襲の状況についての解説とともに、各所をめぐっていく。

  • 六地蔵・戦災殉難者供養碑

  • 世界の子どもの平和像

資料センターでは、6歳当時に深川で空襲にあったという西尾静子さんによる、焼夷弾で黒こげになった人々や焼野原の様子などの体験談を展開。西尾さんの話は、オンラインでも配信される。

展示室には実物の焼夷弾のほか、重さを実感できる模型が登場。夜が明けた後の惨状を捉えた写真や被災品など、当時を伝える資料が見学できる。

オンライン参加は定員100人で、10月9日まで応募可。参加費は無料。