学情は9月22日、2025年3月卒業(修了)予定の大学生・大学院生に向けて実施した「裁量・やりがい」についてのアンケート調査の結果を発表した。調査は8月24日〜9月6日、「あさがくナビ2025」へのサイト来訪者373人を対象に行われた。

  • 若手のうちから裁量を持って働ける職場は魅力を感じますか?

まず、若手のうちから裁量を持って働ける職場については、30.8%が「魅力を感じる」と回答した。「やや魅力を感じる」の回答は40.5%で、若手のうちから裁量を持って働ける職場に魅力を感じる学生は合わせて7割を超える。

「責任は重いがその分、成長できると思う」「ある程度の裁量があるほうが、やりがいを実感できると思う」といった声が寄せられた一方で、「裁量を持って働くにあたって、必要な能力を開発する機会があれば魅力的だと思う」「押さえておくべきポイントなどを学ぶ機会があれば、裁量を持って働きたい」などのコメントもあった。

やりがいや成長実感を得ながら仕事をする事については、35.1%が「最も重視している」と回答した。「最優先ではないが重視している」の52.8%を合わせると、約9割の学生がやりがいや成長実感を得ながら仕事をすることを重視している事が分かる。

  • やりがいや成長実感を得ながら仕事することを重視しますか?

学生からは「社会に貢献できているという実感を得られれば、より努力できると思う」「成長実感を得ながら、キャリアを形成していきたい」といった声が寄せられている。