JR西日本と日本旅行は26日、国鉄時代の客車・機関車など撮影できる「JR西日本 希少車両撮影・見学ツアー」を10月29日と12月24日に網干総合車両所宮原支所で開催すると発表した。
国鉄時代から活躍し、JR西日本が所有する12系客車と、14系客車を改造した「サロンカーなにわ」、ディーゼル機関車DD51形を網干総合車両所宮原支所の車庫内で撮影できる。12系客車に夜行列車の急行「だいせん」のテールマーク、DD51形に寝台特急「出雲」のヘッドマーク(レプリカ)を掲出しての撮影も予定されている。
「サロンカーなにわ」のラウンジをはじめとする客車内や、普段見ることのできない機関車の屋根上・エンジンルーム等の撮影・見学も可能。12系客車の車内は庫内滞在中つねに見学できるが、「サロンカーなにわ」はあらかじめ指定された時間内での車内見学となる。その他、車両所の会議室内でヘッドマーク展示と写真展示、車両所の屋上から車両見学なども楽しめる。参加者全員に「参加記念証」が進呈される。
10月29日・12月24日ともに各日4回(9時15分から12時5分まで、10時から12時50分まで、13時45分から16時35分まで、14時30分から17時20分まで)開催。JR新大阪駅1階コンビニエンスストア「セブンイレブン・ハートイン」前付近に集合し、送迎バスで網干総合車両所宮原支所へ移動する。
旅行代金(現地発着プラン)は大人1万6,800円・こども1万5,800円(こどものみの申込みは不可)。募集人員は各回20名(各日計80名)。日本旅行「赤い風船 関西版」にて、10月2日11時から受付開始する。なお、12月24日の13時45分から16時35分までの回は「EXサービス」会員専用とされ、「EX旅パック」「EX旅先予約」で10月2日13時から受け付ける。