ヤマハ発動機は10月2日、スポーツスクーター「XMAX ABS」をモデルチェンジして発売する。

  • 「XMAX ABS」マットブルー

「XMAX ABS」は、水冷・249cm3の"BLUE CORE(ブルーコア)エンジン"を搭載。2眼ヘッドランプやブーメランをモチーフとしたサイドカバーなど、「MAXシリーズ」のイメージを受け継ぐスタイリングに、軽快な走行性能や快適性・実用機能をバランスさせた人気モデルとなる。今回のモデルチェンジは、2017年の初代型誕生以来、6年ぶり。

同モデルは、"Condensed 7days Mobility"をコンセプトに開発した。スポーツバイクと同タイプのフロントフォークや、「MAXシリーズ」の象徴であるブーメランモチーフのサイドカバーは、その存在感をより強調したデザインとした。ヘッドランプとポジションランプ、テールランプ、フラッシャーに至るまでLEDを採用。点灯時は、フロントフェイスをはじめ、「XMAX」を象徴する「X」モチーフの灯火類が発光する。

  • 点灯時は、「X」モチーフの灯火類が発光

「Communication Control Unit(CCU)」内蔵の「4.2インチカラーTFTインフォテイメントディスプレイ」と「3.2インチLCDスピードメーター」からなる2画面構成の新型メーターを採用。専用アプリ「YAMAHA Motorcycle Connect」をインストールしたスマートフォンとペアリングすると、さまざまな機能を利用できる。TFTインフォテイメントディスプレイには、電話やメールの着信などを表示。スマートフォン画面では、エンジン回転数、スロットル開度などの表示、オイル・バッテリーのメンテナンス推奨時期のお知らせや燃費管理、車両の最終駐車位置の確認ができる。

無料のナビアプリ「Garmin StreetCross」をインストールしたスマートフォンと「CCU」を接続すると、TFTインフォテイメントディスプレイをナビ画面として使用できる。

  • スマートフォン連携機能と2画面構成の新型メーター

そのほか、バーストロークを増やし操作感を向上させた前後ブレーキ(レバーストロークをアップ)や足付き性に優れ質感を高めた新作シート、シート下収納ボックス、「低・高」2パターンの可変式スクリーンに伴って動く新作スクリーンサポート、質感あるアルミ製バックミラーステーなど、所有感を満たせるよう細部までこだわった。

カラーは、マットブルー、マットダークグリーン、マットダークグレー、レッド。価格は71万5,000円。