アドバンは9月13日、「投資への興味」に関する調査結果を発表した。調査は5月17日~18日、20歳以上の男女4,055名(男性2,630名、女性1,425名)を対象にインターネットで行われた。

  • 投資への興味

    投資への興味

投資に対する興味について質問したところ、「かなり興味がある」と回答した男性は30.6%だったのに対し、女性は19.4%。また、「まったく興味がない」と回答した男性は30.2%、女性は39.7%となり、女性は男性よりも投資に対する興味が少ない傾向にあるよう。

最も興味を持っている投資分野について聞くと、男性は「株式」(36.7%)と「投資信託(ETF含む)」(34.9%)に関心が集中していることが明らかに。一方、女性の1位は「投資信託(ETF含む)」(32.0%)で、3位の「株式」(23.4%)と大きく差が開く結果に。男性に比べて、女性は株式よりも投資信託に対する興味が強い傾向にあることがわかった。

  • 投資経験

    投資経験

続いて、実際に投資に取り組んでいるか質問したところ、「投資をしている」と回答した人の割合は、男性が49.7%であるのに対し、女性は32.3%と低い割合に。また、「投資をしたことがない」と回答した人の割合は、男性の37.4%に対して女性は57.0%と非常に高い値となった。

「投資をしている」と回答した人の割合を職業別にみると、会社員または公務員の女性は40.6%と、全体平均よりも高い割合に。一方、専業主婦またはパート・アルバイトの女性は28.2%にとどまった。

  • 投資を行っていない理由

    投資を行っていない理由

次に、「投資をしていたが今はしていない」または「投資をしたことがない」と回答した人を対象に、投資を行っていない理由について聞いたところ、男性は「資金がない」(49.2%)、「リスクが怖い」(23.4%)、「知識が不足している」(20.2%)が上位に。一方、女性は「資金がない」(38.7%)、「知識が不足している」(27.7%)、「リスクが怖い」(26.7%)となり、女性は男性よりも資金不足で投資できないのではなく、損をしたくないから投資していない人が多いことが読み取れた。