西川は9月1日、「西川 睡眠白書 2023」を発表した。今回は2023年7月28日~8月1日に、18歳〜79歳の個人1万人を対象に実施した「日本人の睡眠に関する意識・満足度調査」の結果をまとめた。
まず、「睡眠と健康に関する世界プロジェクト」による世界共通の不眠判定方法「アテネ不眠尺度」の質問にのっとり調査したところ、51.9%(前年50.0%)が「不眠症の疑いが高い」ことが判明。また、69.5%が睡眠に何らかの不満を持っていることも明らかになった。
次に、平日の睡眠時間を体型の悩み度合い別に見たところ(有効回答3,000人)、「悩んでいる」層は7時間未満が44.0%を占めた。これは「全く悩んでいない」層の28.4%と比べて約1.5倍に上り、「体型に悩んでいる人ほど睡眠時間が短くなる傾向」がみられた。
さらに、睡眠満足度とPMSの関係についても調査(有効回答3,000人)。「特になし・症状は出ない」人では「睡眠に満足している」が38.0%と、「症状あり・計」の人の20%と18ポイントの差がついた。
また、質のよい睡眠・十分な時間の睡眠をとった後で軽くなるPMSの症状を尋ねたところ、「だるさ・疲れ」が15.6%でトップ。次いで「眠くなる」が12.8%、「イライラする」が12.0%と続いた。