アニコム損害保険は8月29日、ペットのマイクロチップ装着に関する調査結果を発表した。調査期間は7月28日~8月13日、調査対象は同社保険契約者、有効回答は1,380人。

  • マイクロチップを装着していますか?

まず、マイクロチップの装着率を調べると、犬が73%と最も多く、次いで猫が56%。一方、犬・猫以外のペットの装着率は7%にとどまった。同調査では「2022年6月に施行された改正動物愛護法から、ブリーダーやペットショップ等で販売される犬・猫に対してマイクロチップの装着が義務化された一方で、その他のペットは義務化の対象となっていないことも、要因の一つとして考えられる」と推測している。

次に、マイクロチップを装着する利点を質問すると、「マイクロチップを装着する利点」を聞いたところ、1位「迷子対策になる」(94%)、2位「災害時に身元確認ができる」(88%)と続き、迷子や災害対策にマイクロチップが有効であることが広く認識されている結果となった。

  • マイクロチップを装着する利点は何ですか?

反対に、マイクロチップを「装着していない」と答えた人にその理由を問うと、1位「体内に異物を入れることに抵抗がある」(37%)、2位「健康への影響が心配だから」(29%)、3位「あまり必要さえいを感じないから」(23%)となった。

  • マイクロチップを装着していない理由は何ですか?