岐阜県には、新食感スイーツから夏の風物詩として古くから人々に愛されてきたものまで、さまざまな夏スイーツを提供する店があるという。同県がその中から「"映える"夏スイーツ」を公開している。
湧水を使った白川郷「水ぷりん」
白川郷ぷりんの家で販売している「水ぷりん」(460円)は、日本プリンアワード 2022では初代グランプリを獲得した地元の湧水を使った爽やかな見た目のぷりん。ぷりんを入れるオリジナルデザインの瓶も可愛らしく、見た目も楽しみながら味わうことができる。同店では岐阜県の名物である五平餅のぷりんや、季節のフルーツを使ったぷりんも販売している。
ともに楽しみたいおすすめ観光スポットは「白川郷合掌造り」。雪をかぶった冬の姿が有名だが、青々とした田んぼが美しいな夏の白川郷もおすすめとのこと。
見た目も華やかな「おまかせ団子」
岐阜市景観奨励賞を受賞した、大正2年築の建物を使った古民家カフェ「湊珈琲」では、季節ごとに代わる餡が見た目も華やかな「おまかせ団子 10本セット」(ドリンク2杯付き3,100円)を販売している。店舗は外観の手直しをほとんどしておらず、タイムスリップしたかのような昔ながらの雰囲気の中でお団子が楽しめる。お団子を10本以上注文すると、フルーツ盛りのサービスも付く。
周辺オススメ観光スポットは、長良川を渡る、岐阜市で唯一の渡し舟「小紅の渡し」。対岸までの乗車時間は"約1分"ととても短いが、透明度が高く美しい長良川を間近で感じることができる。
カエルがかわいい! 枡に入った抹茶ティラミス「只今入浴中」
「下呂温泉 水明館」のロビーラウンジ「エビアン」では、枡に入った抹茶ティラミスをお風呂に見立てた可愛らしい「只今入浴中~まっちゃティラミス~」(1,300円)を販売。ほど良い苦味の抹茶と、小豆、マスカルポーネの相性のよい味わいが楽しめる。添えられた葉っぱチョコは季節によって変わるとのこと。中庭の日本庭園を眺めながら味わえる。
「下呂温泉 水明館」がある下呂温泉街には、2010年に下呂温泉の新しい名所として誕生した「神加恵瑠(カエル)神社」がある。「下呂(ゲロ)」にちなんでカエルを祀った神社で、賽銭を入れると加恵瑠大明神のありがたいお告げを聞くことができる。
大垣市の風物詩「大垣の水まんじゅう」
「水の都」大垣市の風物詩「大垣の水まんじゅう」は、3月下旬~10月上旬の期間限定で、「金蝶園総本家」をはじめ県内各地で販売。水まんじゅうは、餡を葛とわらび粉を混ぜた生地で包んで水で冷やした生菓子で、独特のつるりとした舌触りが特徴となっている。店先の水槽で冷やされている涼しげな様子もみどころとのこと。「金蝶園総本家」では、イートイン(2個入セット430円)でも楽しめる
周辺のおすすめ観光スポットは、戦国時代、落城寸前の大垣城からたらいに乗って脱出した娘「おあむ」の物語にちなんだ「たらい舟」。夏から秋にかけてはベテラン船頭にレクチャーしてもらいながら「なりきり船頭体験」ができるほか、「地酒飲み比べ」「舟上グランピング」といった楽しみ方もできる。