タレントの松嶋尚美、元バレーボール女子日本代表の栗原恵氏、狩野舞子氏が19日、東京・渋谷のMIYASHITA PARKで行われたバレーボール日本代表応援イベントに登場した。

  • (左から)松嶋尚美、栗原恵氏、狩野舞子氏

『FIVB パリ五輪予選 ワールドカップバレー2023』(9月16日~、フジテレビ系で独占中継)の会場である国立代々木競技場に近いMIYASHITA PARKで行われた同イベント。女子代表の古賀紗理那選手と男子代表の西田有志選手が夫婦同士で出場することに、栗原氏が「相乗効果で高めあって頑張ってほしいですね」と期待をかけると、松嶋は「(同じ競技同士の結婚に)ロマンも感じるけど、生活やりにくそう。(パートナーが)勝って帰ってきたときは家でヘーイ!ってハイタッチできるけど、負けて帰ってきたときは知らん顔すんの?」と疑問をぶつける。

すると、栗原氏は「どっちかが勝って、どっちかが負けたというときのテンションは難しいかも」、狩野氏も「テンション合わせるのってやっぱり難しいんじゃないですかね。どっちかがフォローするしかない」と想像した。

イベントでは、バレーボール漫画『ハイキュー!!』の話題にも。大ファンだという松嶋は「みんなが諦めてないの。前向きやし、一生懸命な子もおれば、心の中で燃えてる子もいるし、このチームをすごく応援したくなる。他のライバルは腹立つんだけど、なぜかそっちも応援したくなるキャラクターや、その子の人生もあって、むちゃくちゃハマるよ。もう見だしたら晩ごはん誰が作るの?ってなるくらい、止まらなくなっちゃう」と熱弁。

狩野氏は「自分がやってるスポーツのアニメって、どういうふうに描かれてるんだろうと思うじゃないですか。『アタックNo.1』とかいろいろ見てると、“そんなわけあるかい!”みたいなプレーが出たりするんですけど、(『ハイキュー!!』は)結構リアルにちゃんと描かれてて、意外と私たちの思ってることに近いんだなと思って、そこは1つびっくりしました」と感想を語る。

そして、「毎回泣いてます」という栗原氏は「私が見てきた景色そのままですね。体育館の風景、日本代表のときに練習してたトレーニングセンターの風景、全部その通りに描かれていて、『春高バレーもこうだったな』とか『チームメイトとこういうやりとりあったな』っていうのが全て入ってます。そして何よりも、選手がどうしてそこにトスを上げたかとか、どうしてここに助走に入ったかっていう考えまで全て描いてくれてるので、『ハイキュー!!』を教科書のように見てもらって、今の日本代表の試合を見てもらったら、より詳しく楽しくバレーボールを見てもらえると思います」とその魅力を力説した。

他にも、来場者が相手側コートにあるペットボトルをサーブで倒すチャレンジ企画を実施。デモンストレーションとして挑んだ栗原氏と狩野氏はいずれも失敗し、泣きの1回でも倒すことができなかった。

その後、来場者も2人続けて失敗したが、会場の外で見ていた女子高生が飛び入りチャレンジ。「1カ月だけバレー部でした」「公務員試験を受けます。公務員なら何でもいいです。安定を狙ってるんで」というキャラ強めの彼女が果敢に挑むと、1球目・2球目は観覧客にぶつけてしまったが、ラストの3球目で直接ペットボトルに当てることはできなかったものの、バボちゃんが不自然に動いて奇跡的に倒すことに成功。見事バボちゃんキーホルダーを獲得して大喜びしていた。

  • (左から)フジテレビの田淵裕章アナ、松嶋尚美、栗原恵氏、狩野舞子氏、バボちゃん