酷暑といわれる今年の夏。日中の暑さで、冷たい飲み物がすぐにぬるくなってしまい、「冷たい状態をもっと維持できたらいいのに!」と思ったことは、ありませんか? 私は、いつも思っています。

そんなある日、スリーコインズで「ペットボトルクーラー(1,100円)」を発見! 実はこちらの商品、SNSで「ずっと冷たいまま」と話題で、入荷してもすぐに完売してしまう商品なんです。

  • ペットボトルクーラー(1,100円)

    ペットボトルクーラー(1,100円)

運良くそんな人気商品に出会えたので、今回はこの「ペットボトルクーラー」の実力をレポート。どれくらい保冷効果が持続するのか、自宅で検証してみました。

ペットボトルクーラーとは

ペットボトルクーラーとは、500~600mlのペットボトルを入れることができる保冷専用ケース。カラーは、グレーとアイボリーの2種類展開で、今回はグレーを購入しました。

  • カバーを外すことで、ペットボトルを入れられる仕組み

    カバーを外すことで、ペットボトルを入れられる仕組み

グレーとはいえ、青みがかった色をしているため、見た目的にはブルーグレーといった印象。絶妙なカラーがとてもかわいらしく、涼しげな雰囲気も夏にぴったりです!

本体には取り外し可能なストラップがついており、持ち運びができる点も◎! ストラップを少し長い自前のものに取り換えれば、斜めがけできるなど、汎用性高く使うことができますよ。

  • 持ち手が自由に取り外せて便利

    持ち手が自由に取り外せて便利

保冷の秘密は、真空断熱構造。本体の外側と内側の間に真空状態をはさむことで、熱伝導を防ぎ、飲み物の温度を変化しづらくする構造です。結露もしづらく、タンブラーなどでよく用いられている構造ですね。

ペットボトルクーラーの内側を覗いてみると、本体は保冷機能が高そうなステンレス製。カバーはポリプロピレン製でした。

  • 左:本体、右:カバー

ゆえに、ステンレスの重みからか本体は、約295g(ストラップ含む)と少し重め。持ち運べるとはいえ、500gのペットボトルを入れると、結構な重さになってしまうので、持ち手を使わない場合は、少し負担になってしまうかもしれませんね。

凍った飲み物で保冷検証

今回は、冷凍庫で凍らせたカルピスウォーターを、ペットボトルクーラーの中に入れ、温度の変化を検証してみることにします。

  • ペットボトルを入れて、カバーを閉めるだけ

12:00

カルピスはシャリシャリとした氷の状態になっており、ペットボトルクーラーに入れた時点(12:00)で温度は-6.2度。一口のむと、口の中がキーンとするほど冷たかったです。

  • -6.2度

    -6.2度

再びキャップを閉めたところで検証開始! ここからは、ペットボトルクーラーを28度の室内に置き、計測時以外は飲まないようにして、温度の変化を検証していきます。

13:00(前回の計測から1時間後)

1時間経ったので、温度を測ってみることに。

  • -3.2度

    -3.2度

結果は、-3.2度でした。さすがに暑いのか3度も温度が上昇していましたね。とはいえ温度はマイナス台なので、飲んでみると相変わらずキンキン。氷は、検証開始よりも溶けており、シャーベット状にはなっていたものの、健在でした。

16:00(前回の計測から3時間後)

次は少し長く置いて、3時間後に計測。

  • -2.7度

    -2.7度

長時間置いたのにもかかわらず、-2.7度という、0.5度だけ上昇した結果となりました。さっきは3度上昇しため、温度は0度~5度台を予想していただけにびっくり。ここにきて、保冷効果の凄さを実感しました。もちろん、中の飲み物も冷たいままで、氷も健在です。

「さすがに、保冷効果がすごすぎないか?」ということで、室内からベランダに置き場所を移動してみることに。

  • ベランダにペットボトルホルダーを移動

    ベランダにペットボトルホルダーを移動

外の温度は34度と、ジトジトと汗をかく暑さで、ここに1時間ほど放置して、再び温度を測ってみることにします。

17:00(前回の計測から1時間後)

1時間経ったので、温度を測ってみました。

  • -2.4度

    -2.4度

-2.4度と、脅威の保冷力を発揮! あんなに暑かったのに……!? 想像以上のポテンシャルで、何度も計測しましたが、結果は同じでした。これだけの保冷力なら、外で過ごす時間が多いアウトドアや旅行でも、ずっと冷たい状態で飲み物を楽しむことができそうですね! 恐るべし、スリーコインズ。

すこし日が暮れ、虫も増えてきたので、ここからはペットボトルホルダーを再び室内に戻して、検証してみることに。最後は検証開始から12時間後にあたる0:00に計測してみることにしました。

0:00(前回の計測から7時間後)

検証開始から12時間経過しました。最初は-6.2度だったカルピスウォーターの温度はというと……

  • -0.9度

    -0.9度

-0.9度!!!!!! え、半日経ってもマイナス温度ってすごすぎません……?

カルピスウォーターを飲んでみると、冷蔵庫から取り出したかのように冷たく、氷もまだまだ健在でした。普通のペットボトルなら、絶対に今頃ぬるくなっているのに。

カバーを開けて、本体の内側を確認すると、ステンレスがひんやりとしていて、しっかりと保冷力が持続されていることがわかります。12時間も冷たいのが持続するなんて、驚きを通りこして、もはや感動の領域です!!!!

まとめ

スリーコインズの「ペットボトルクーラー」をご紹介しました。

実際に使用してみて、その実力は「そりゃ、SNSで話題になるよね」と頷けるほど。暑い場所に置いても、何時間も冷たさが持続するので、夏のおでかけにはもちろん、お子様の部活動に持たせたり、会社に持参したりと、ご自身のライフスタイルに取り入れてみてはいかがでしょうか。

暑さが厳しい今年の夏、ぜひ「ペットボトルクーラー」で少しでも快適に過ごしてみてくださいね。