三菱自動車工業は新型コンパクトSUV「エクスフォース」を発表した。日本でも乗りやすそうなサイズ感だが、販売予定地域は?
生産はインドネシア、販売は…
エクスフォースはアセアン地域でのコンパクトSUVの使われ方にこだわって三菱自動車が開発した5人乗りのコンパクトSUV。コンセプトは「Best-suited buddy for an exciting life」(毎日を愉しく過ごすことができる頼もしい相棒)だ。
最低地上高はクラストップレベルとなる222mm。18インチのホイールと大径タイヤを装着しており、悪路走破性は高そうだ。パワートレインは1.5L DOHC 16バルブ MIVECエンジン(最高出力77kW、最大トルク141Nm)に高効率CVTの組み合わせ。三菱自動車の四輪制御技術を活用し、前輪駆動方式でありながらSUVならではの走破性を実現しているとのことだ。路面状況に応じて選択できるドライブモードは「ノーマル」「ウェット」「グラベル」「マッド」の4つ。
エクスフォースはミツビシ・モータース・クラマ・ユダ・インドネシア(所在地:西ジャワ州ブカシ県)にて生産し、まずはインドネシアで発売する。その後はベトナム、フィリピンなどのアセアン地域や南アジア、中南米、中東、アフリカにも順次展開を拡大する計画。販売予定地域に日本は入っていないようだ。