「ホテル虎ノ門ヒルズ(HOTEL TORANOMON HILLS)」は、ヨーロッパでミシュランの星に輝く、セルジオ・ハーマン(Sergio Herman)氏監修のレストラン&カフェバー「ル・プリスティン東京(Le Pristine Tokyo)」を2023年冬にオープンする。
「ル・プリスティン東京」は、世界中から高い評価を得るオランダ出身のシェフであり起業家のセルジオ・ハーマンによるアジア初上陸となるレストラン。オランダ・ゼーラント地方と日本の厳選された旬の食材を融合させたコンテンポラリーなヨーロッパ料理を提供する。さらに、同氏はホテルの朝食やインルームダイニングを含むホテル虎ノ門ヒルズの料飲全般を監修予定。
同レストランでは、セルジオが2020年のオープン初年度にミシュラン1つ星を獲得したベルギー・アントワープで展開するレストラン「ル・プリスティン」の成功を受け、新感覚の「没入型ガストロノミー」体験を提供する。
ル・プリスティンのDNAである5つのエレメント、「食」「ファッション」「デザイン」「アート」「音楽」が、混然一体となって洗練されたガストロノミーの世界を演出。
「食」については、シェフゆかりの地である北海に面したオランダ南西部ゼーラント地方の食材と日本の旬の食材を融合させ、ヨーロッパの伝統料理を現代風にアレンジする。
また、セレブレーションな雰囲気でゲストを迎えるファインダイニングがコンセプトの同店は、ホテル虎ノ門ヒルズという街で心地よい空間とリラックスした雰囲気をゲストと共有する。
ホテルとレストランのインテリアデザインは今回が日本初進出となるデンマークのデザイナーユニット「スペース・コペンハーゲン」が担当。テーブルウェアには、セルジオが日本のわびさびにインスパイアされてデザインし、ベルギーのSERAXが開発した「INKU」コレクションを使用する。
さらに、21世紀初頭における最も影響力のあるデザイナーの一人と言われるマーティン・バースが手掛けたレセプションデスクや照明器具のほか、現代アートのリヌス・ヴァン・デ・ヴェルデ、ロットガンゼンらの作品が店内に配置し、同店の世界観を演出している。
最後に、ル・プリスティンでは音楽を料理コンセプトに重層性とアイデンティティーをもたらす不可欠な柱の一つととらえており、ル・プリスティン専用のプレイリストを開発し、バランスの取れたサウンドを慎重に作り出すという。