俳優の成田凌が主演を務めるカンテレ・フジテレビ系ドラマ『転職の魔王様』第3話がきょう31日(毎週月曜22:00~)に放送される。

  • 『転職の魔王様』=カンテレ提供

額賀澪氏による同名小説を映像化する同作は、「転職の魔王様」の異名を持つ毒舌敏腕キャリアアドバイザーが、求職者の仕事や生き方への悩みを辛辣な言葉で一刀両断しながらも、働く自信と希望を取り戻させる“転職”爽快エンターテインメント。

今夜放送される第3話に登場する求職者は、渡邊圭祐演じる笹川直哉。厳しい就職戦線に勝ち抜き大手食品会社に入社したが、4年目の今も、上司からは「おまえにできることは接待を盛り上げることだけ」と体育会系のノリの良さしか求められておらず、もっと正当に自分を評価してくれる上司のもとで働きたいと転職を希望する。いまや若手の離職率の高さはどの企業でも課題として挙げられ、“転職あるある”の1つともいえるが、来栖(成田)が見抜いたのは笹川が抱える本当の“闇”だった――。

超クールな来栖の態度を中和するかのような役割を果たしているのが、「シェパードキャリア」の仲間たち。第3話では、藤原大祐が演じるひと際明るく、愛されキャラの犬飼が、「シェパードキャリア」のために一肌脱ぐ場面が。山口紗弥加演じる広沢や、おいでやす小田扮する山口らと、毎回クスッと笑えるやり取りを繰り広げ、ときにいらぬ一言で来栖ににらまれることもある、“今どきの大学生”犬飼は、ドラマにどんなエッセンスをもたらすのか。

今作で演じる犬飼のキャラクターそのままに、撮影現場でも諸先輩たちからかわいがられている様子で、制作発表会見では主演の成田に「彼の沼にハマっていく感じがします。愛しくてたまりません」」と言わしめた愛されキャラの藤原。コメントは以下の通り。

■藤原大祐(犬飼翔役)

――藤原さんが思う『転職の魔王様』の魅力を教えてください。

台本を読んでいて、すごく勇気がもらえる作品だなと思いました。僕自身は今の仕事にやりがいを感じているので、まだ転職を考えたことはないのですが、自分の仕事との向き合い方を改めて考え直すきっかけになりましたし、次の日の朝、家を出るのが少し楽しみになるような、仕事欲を掻き立てられる作品だと思います。

――犬飼翔を演じるにあたり、意識していることがあればお教えください。

犬飼はこの作品における場面転換の役割だと思いました。仕事と人生に向き合うストーリーなので人によっては言葉の一つ一つが心に刺さったり、全体的に空気が硬い印象があったので、そことのギャップを生むことのできるキャラクターだと解釈しています。広沢さん、山口さんを演じるお二方が本当に優しくて、現場でも沢山お話をさせて頂いているのでなるべく作中と現場での居方の差をなくすことを心がけています。

――撮影現場でのエピソード。

最近は「はぁって言うゲーム」を皆さんとやってます。お題に沿ってお芝居をしていくゲームなのですが、本物の役者の皆さんとやるのがすごく面白くて、ゲストの方にも入ってもらいながら日々楽しんでます。

――共演者の印象について。

成田さんは、「優しい先輩」という印象です。現場でも番宣でご一緒している時も、いつも気にかけてくださっていて、色んなことをお話しています。小芝さんは、「太陽」みたいな方です。現場がパッと明るくなる存在ですし、いつも風花さんの笑い声につられて自分も笑ってしまいます。石田(ゆり子)さんは、「美の象徴」みたいな方です。間近で見るとさらに驚くレベルの綺麗さです。美の秘訣を伺ったら週に一回は必ず運動をするということでした。僕も頑張ります。

――撮影を乗り切る藤原さん自身のリラックス方法はありますか。

全く関係ないことをする時間を大切にしています。甘いものを食べながら、音楽を聴いたり何かの映像を見たりする時間を1日に一回は必ず作るようにしてます。

――第3話のみどころ・視聴者へのメッセージをお願いします!

3話は誰しもが持っている悩みの詰まった回なのではないかと思います。「仮面」をつけざるを得ない風潮にあるこの社会の中でどう生きていくのか。一筋の希望が見える回になっています。是非ご覧ください。