映画『リボルバー・リリー』(8月11日公開)の本編完成報告イベントが29日に都内で行われ、綾瀬はるか、長谷川博己、羽村仁成(Go!Go!kids/ジャニーズJr.)、シシド・カフカ、古川琴音、清水尋也、ジェシー(SixTONES)、板尾創路、行定勲監督が登場した。

  • 左から板尾創路、ジェシー

    左から板尾創路、ジェシー

同作は長浦京による同名小説の実写化作。1924年の東京を舞台に、女スパイの小曽根百合(綾瀬はるか)の活躍を描くアクション大作となる。ほか長谷川博己、羽村仁成(Go!Go!kids/ジャニーズJr.)、シシド・カフカ、古川琴音、清水尋也、ジェシー(SixTONES)、佐藤二朗、吹越満、内田朝陽、橋爪功、石橋蓮司、板尾創路、阿部サダヲ、野村萬斎が出演する。

今回作中で重要な役割を担った羽村について、行定監督は「純度が高い。吸収力がすごい。この若さだけど純真な感じ。自分の個性に迷う時期だと思うんだけど、そういうこともなくまっすぐで、それが映画に反映されてる」と表す。「純朴な少年がある大きな事件に巻き込まれている想定ですから、羽村くんの成長とともに映画も進んでいく。去年の夏にすごい冒険をした少年がそのまま映ってるといいなと思います」と期待した。

「ちょっと照れます」という羽村に、監督は「品がある。品が必要だったんですよ。今の子達ってもうちょっとならされてるけど、そういうものもなく」と絶賛。また、先輩であるジェシーについて聞かれると、羽村は「ジェシーくんとは、撮影が終わったあとにごはんに一緒に行ったりして、そこでこれからどうしていきたいかとかアドバイスをいただきました」と明かす。「撮影現場とかいろんなところで礼儀正しく、返事とか挨拶は絶対した方がいいと。人から『あの子いいよね』というのがどんどん広まったりするので大事だとおっしゃってました」と、アドバイスの内容も語った。

一方、ジェシーからは撮影中の羽村に対し「僕が(役として)攻め込むので、あんまり仲良くなっても、というのがあるのでしゃべらないようにしました」という言葉も。「内田(朝陽)さんとはずっと一緒にいるシーンがあったので、音楽の話をしたり、『マイケル・ジャクソンがスマスマ出た時のスタジオどこだっけ?』という話をしました」と振り返る。

さらに板尾とは「LINEも交換して急接近」だというが、ジェシーは「あとはいつブロックすればいいんだろうって」とジョークを飛ばし、板尾も「それだけですね」と同意、ジェシーは「さっきもごはんの話しまして」とフォローする。改めて羽村との食事について聞かれると「焼肉を食べに行きました。落ち着いた場所に。“ええ肉”を」と説明し、板尾からは「子供がびっくりするくらいの?」と質問が。「びっくりしていたんですかね? 僕の方がびっくりしてました」というジェシーだが、「『こうなるんだよ』って夢を与える」と笑顔を見せ、「おうちまで送り届けたら、お母様がちょうど玄関の外でお花に水やってました。いいお母さんだなあと思いました」とほっこりエピソードも披露した。

最後に一発芸を披露してほしいという無茶振りも飛び、悩んだジェシーは「何を買おう? うん、レッドカーペット」と、レッドカーペットを触るという芸で取材陣を困惑させていた。

  • レッドカーペットを買おうとしているジェシー