オモシゴが運営する『オモシゴジャーナル』は、「20代・30代若手技術者が抱える仕事の悩み」についてのアンケート調査結果を7月25日に発表した。同調査は2023年7月19日、技術職に就く20歳〜39歳の305名を対象にインターネットにて行われた。
“若手技術者が抱える最大の悩み"を尋ねると、最多は「仕事に必要なスキルが足りない」となり、特に20代の36.7%がこの悩みを抱えている結果に。30代は25.8%と20代に比べてやや低く、代わりに「仕事の量が多すぎる、または難しすぎる」(24.5%)と答えた人の割合が20代よりも高かった。
また、「どのようにキャリアを作っていけば良いかわからない」という悩みも20代(25.3%)・30代(23.2%)ともに抱えていた。
悩みを解決するために職場で提供されれば役立つことを質問すると、「新しいスキルを学ぶための研修や教育」が最も多く、20代の40.7%・30代の31.0%が回答。次いで、20代(21.3%)、30代(25.8%)ともに「明確な昇進の道筋やチャンス」と答えた。
前問で挙げた手段によって仕事の悩みが解決された場合の影響について尋ねると、20代(36.0%)、30代(39.4%)ともに最多は「仕事のパフォーマンスが向上する」となった。次いで、「ワークライフバランスが改善する」、「自分のキャリアに対する自信が増す」と続いた。