女優の増田有華、秋山ゆずき、大久保桜子が、8月20日にスタートするABCテレビのドラマ『●●ちゃん』(まるまるちゃん、毎週日曜24:55~※関西ローカル、TVer、DMM TVで配信)に出演することが22日に明らかになった。
DMMグループのウェブ漫画制作スタジオ「GIGATOON Studio」が手掛けるコミック『セックスちゃん』を映像化する。今作は、恋愛、結婚、出産など“普通の幸せ”への憧れと、自身の抱える“普通じゃない”セックス観の狭間で揺れ動きながらも生き抜く様を大胆かつコミカルに描くラブコメディ。悩める3人のアラサー女性たちの超赤裸々な性愛と友情を、オムニバス形式で届ける。
第一章は、セックスによって他者を理解しようとする史恵のフリーダムな性生活を描く「セックスちゃん」。性に奔放な史恵にとってセックスは生きている証で、積極的にいろんな相手とのセックスを楽しんでいる。第一章のヒロインであり、今作の主人公の史恵を、連続ドラマ初主演となる増田が演じる。AKB48のメンバーとして活躍後、舞台や映画で数々の主演作品を経験してきた増田。2021年『全裸監督 シーズン2』ではAV女優役を体当たりで演じ切り話題を呼んだ。
第二章は、東大卒という高学歴の呪いにとらわれ、 恋愛とセックスで行き詰る貴子の衝撃のロマンスを描く「高学歴ちゃん」。2017年に公開された映画『カメラを止めるな!』のヒロイン役を演じ、以降舞台や映画、ドラマに続々と出演している秋山が、貴子を演じる。
第三章は、既婚男性との不倫セックスでしか自己肯定感を得られない、かわいらしくおとなしそうな受付嬢・真湖の略奪愛憎物語「不倫ちゃん」。2017年に『宇宙戦隊キュウレンジャー』(テレビ朝日系)のハミィ/カメレオングリーン役で連ドラ初出演を果たすと、2019年写真集『SAKURAKO』でグラビアモデルとしても注目を集めた大久保が、真湖を演じる。
コメントは以下の通り。
■増田有華
――原作を読んだ印象は?
『セックスちゃん』というタイトルが非常に斬新で率直に面白そう! と思いました。はじめは自分と似ているところが見つからなかったのですが、読み進めていくうちに「自分のことを知ってほしい、理解してほしい」「人とつながりたい」という欲の強さは私にもあって、わかるなぁと思うようになりました。
――「セックスちゃん」史恵について。
史恵にとっては自分を保つかけがえのないものがセックスであり、誰しもが史恵のように人には言えない自分だけの秘め事があると思います。私にとってかけがえのないもの、譲れないことを思い出しながら演じさせていただきました。史恵のコミュニケーション手段が“セックス”であるように、私も人とつながるためにお酒だったり飲みの場が欠かせなかったりするので、そういう点は共通するなと思います!
――ご自身を「●●ちゃん」と名付けるなら?
「妄想ちゃん」です。そこは史恵と一緒かも!!! 毎日いろんなことを妄想しながら、もし〇〇が〇〇だったらなど、 にやにやと楽しく生きております。
――最後にメッセージをお願いします!
台本を読んですごくコメディ要素が強いのが面白い! と思いました。真っ直ぐ史恵を演じつつ、ふざけられるところは精一杯ふざけたいと思います。是非、真っ当な大人たちの、真面目にふざけたドラマを楽しみにしていてください!
■秋山ゆずき
――原作を読んだ印象は。
タイトルのインパクトとは裏腹に「人と人との繋がりは色んな形があって良いな!」と、「みんな違ってみんな良い!」と思える作品でした! ポップでかわいい印象の中に、自分を受け入れる事の大切さもしっかり描かれていて、読んでいて素敵だなぁと思いました!
――――「高学歴ちゃん」貴子について。
私の演じる貴子は、高学歴という呪いのせいでなかなか素直に人間関係の構築や恋愛を出来ない人なのですが、史恵や真湖と過ごす物語の中だったり、それを演じる私自身も撮影と共に成長できたらなと思っています!
――ご自身を「●●ちゃん」と名付けるなら?
「ミニトマトちゃん」です! 今年初めてベランダ菜園でミニトマトや野菜などを育てているのですが、SNSの更新内容がミニトマトの成長日記になりすぎていて周りの人からミニトマトの人だと思われてます。
――最後にメッセージをお願いします!
皆さんの中にある、人にはちょっと言いたくない癖や、秘密にしている事、コンプレックスに思っている事などを重ねて見て頂きながら、「全部ひっくるめて愛おしいんだ!」と、「自分は自分で良いんだ!」とみんなが自分を愛せるようになるヒントを、この作品を通して届けられたらと思っています! 撮影はまだまだ始まったばかりですが、この夏頑張ります!
■大久保桜子
――原作を読んだ印象は?
それぞれの女性達が性を通じて悩んだりしていくだけでなく、「ただ愛されたい」、「ただ好きな人の1番になりたい」という女性心も描いたかわいらしい作品だなと思います。攻めた作品ながらもコメディ要素が沢山あり、撮影がとても楽しみです。
――「不倫ちゃん」真湖について。
真湖の承認欲求が強いのは本気で愛したり愛された経験がなく、今までの出会いも悪かったからなんだろうなと思うと少し可哀想にも思えました。モテるという事は本当はとても魅力的な女性なんだろうし、まずは自分を大切にして、幸せになってほしいです。今回の作品では、私には理解し難い事ばかりだったのですが(笑)、彼女の根本的な“好きな人の 1番になりたい”という気持ちを大事にして、役に寄り添いながらチャレンジしていきます。
――ご自身を「●●ちゃん」と名付けるなら。
「意外ちゃん」。桜子って意外と〇〇だよねと言われる事が多いからです。きっとそれは初対面で私らしさを出すのが苦手だからというのもあるのですが見た目で判断されることも多いです。例えば小柄だから力が弱そうなど(笑)。私は力持ちですし、無人島でサバイバルゲームしたら絶対に勝ち抜く自信があります(笑)。
――最後にメッセージをお願いします!
コメディ要素満載の作品なので、とにかく楽しんでお芝居していきたいです。真湖が人として成長していく姿を演じながら私自信も成長していけたらなと思います。是非ご覧ください!
■監督・塚本連平氏
すごいタイトルです。中身もすごいです。かなりコメディです。でも結構まじめでもあります。キャストの演技すごいです。すごい熱量で真剣に心情に取り組んでいます。同じくらいもしくは、それ以上の熱量で笑いに取り組んでいます。スタッフも熱いです。気温も熱いです。視聴者の皆さん、いまだかつて無いドラマで、暑い夏を乗り越えましょう!
■原作:五百田達成氏
初めて原作を手がけたマンガ『セックスちゃん』が、またたく間にドラマ『●●ちゃん』として実写化。驚きと喜びに震えています。「普通の生き方」に違和感を抱いたことのあるすべての人を、応援したい。ドラマを通じて、よりたくさんの人にエールが届きますように!!
■ネーム原作:麻生羽呂氏
この度『セックスちゃん』をドラマ化していただくことになり、ありがとうございます! 世の中の「普通」から外れて生きづらいと感じている人がいても、胸を張って生きていけばいい。「セックスちゃん」に登場する女性たちを通して、いろんな人の生き方を肯定して、背中を押していくことができればいいなと思っています!
■作画:さかもと麻乃氏
ドラマ化する作品に関われることが人生で初めてなので、とても光栄です。原作の五百田先生、ネームの麻生先生、支えてくださっている方々に感謝しています。ドラマで新たに命を吹き込まれるキャラクターたちに会える事が今からとても楽しみです!