わかもと製薬は7月19日、健康の悩みに関して女性が求める製品のアンケート調査の結果を発表した。調査期間は2023年6月8日~18日、調査対象は産経リサーチ&データのアンケートサイト「くらするーむ」の女性会員、有効回答は625人。
まず、女性特有の健康の悩み(生理、出産及び産後の影響、更年期の影響、子宮や乳房の病気等)で仕事や生活に影響が出たことがあるか聞くと、過半数の53.5%が「影響がある(あった)」と回答。うち、「大きな影響がある(あった)」と答えた割合は18.1%と2割近くを占めた。
次に、女性の健康の悩みに役立つフェムテック、フェムケア製品で、こんな製品が増えたらうれしい・進化したらうれしいジャンルを尋ねると、1位「骨を強化する製品」(266人)、2位「冷え症に効果のある製品」(256人)、3位「安眠に関する製品」(250人)、4位「更年期障害に効果のある製品」(243人)、5位「毛髪の維持に役立つ製品」(241人)、6位「精神面の安定に役立つ製品」(238人)となった。
ここまで出たような女性特有の健康の悩みに関して、フェムテックやフェムケア製品の進化や普及で仕事や生活に「良い影響がある(多少は含む)」と答えた人は87.2%に上った。
また、フェムテック・フェムケア製品が進化し、普及するために必要と思うことは、1位「価格の安い製品が増える」(331人)、2位「メーカーからの情報発信を増やす」(241人)、3位「いろんなメーカーからフェムテック・フェムケア製品を発売し競争する」(237人)、4位「使って良かった製品を女性ユーザーから情報発信する」(231人)となった。