大東建託は、過去最大級の居住満足度調査を行い、「いい部屋ネット街の住みここちランキング2023<北海道版>」「いい部屋ネット住みたい街ランキング2023<北海道版>」を、7月12日に発表した。調査は、2019年3月26日〜2023年3月15日の期間、北海道居住の20歳以上の男女、3万6,016人を対象にインターネットにて実施したもの。
住みここち(駅)ランキングのトップは、4年連続で「円山公園」。2位は「札幌市電の中央図書館前A」、3位は「桑園」と続いた。トップ10以降をみると、昨年は圏外だった「幌南小学校前A」(15位)や、30位だった「上野幌」(17位)などがランクインした。
住みここち(駅)ランキング因子別トップ5をみると、1位の円山公園は、「生活利便性」「親しみやすさ」「防災」の3つの因子で、いずれも偏差値70台の高い評価を得ている。そのほか、自然観光の1位は「美瑛」、2位は「南小樽」、静かさ治安の1位は「真駒内」、2位は「あいの里公園」、3位は「札内」と続いた。
住みここち(自治体)ランキングのトップ3は昨年と同様の結果で、1位「上川郡東川町」、2位「上川郡東神楽町」、3位「札幌市中央区」と続いた。「河東郡音更町」(8位)は、昨年の11位からトップ10入りした。
住みここち(自治体)ランキング因子別トップ5をみると、トップ2の「上川郡東川町」と「上川郡東神楽町」が、行政サービス、静かさ治安、親しみやすさ、物価家賃、防災因子で、トップ2を独占する高い評価を得た。また、「東川町」は、自然観光においても1位に。
住みたい街(駅)ランキングトップ5は昨年と同様の顔ぶれに。JR函館本線の「札幌」と地下鉄東豊線の「さっぽろ」を統合した「札幌A」は5年連続でトップ、2位は3年連続で「函館」との結果だった。
住みここち(自治体)ランキングでは、トップ5内に順位の変動はあるものの同じ顔ぶれとなった。1位は5年連続で「札幌市中央区」、2位は2年連続で「東京23区」と続いた。