小学館集英社プロダクションは、「お子さんの教育に関するアンケート」の結果を7月4日に発表した。調査は6⽉16⽇〜18⽇の期間、全国の未就学から小学生の子どもをもつ男女209名を対象にインターネットで行われた。
まずはじめに、子どもの教育や習い事に関して不安や悩みはあるかと尋ねると、全体の半数以上(66.1%)の親が「おおいにある」「まあある」と回答。
どのような不安や悩みがあるか聞くと、1位は「教育資金が不足している」と「子どもの成績や学習能力に不安がある」(各38.4%)という結果になった。
次いで「子どもに宿題を教えるなど学習の補助ができるか親自身の学力に不安がある」(34.1%)、「子どもの進学に関する親の知識が足りていない」(32.6%)と続き、子どもというよりも親自身の学力や知識を不安視する人も多かった。
他の選択肢にも多くの回答数が集まっており、「子どもと関わることのできる時間の不足」、「よその家庭の教育事情についての情報不足」など、親はさまざま不安を抱いていることが明らかになった。
また、祖父母にしてもらいたいサポートについて質問すると、1位は「金銭的な援助」、2位は「親の不在時に子どもを預かってほしい」、3位「子どもと遊んでほしい」という結果になった。
祖父母に費用援助をしてほしいか別途質問をしたところ、全体の半数以上(55.0%)の親が「とてもそう思う」「ややそう思う」と回答。
一方で、実際に祖父母に子どもの教育や習い事の費用援助をしてもらったことがあるのは、33%にとどまった。
費用援助してもらったことがある人のうち、援助してもらった金額としては、「1〜3万円未満」が23.2%で最多。一方で「100万円以上」の援助を受けた人は14.4%と、援助額には大きな差が見られることが分かった。