7月10日は「納豆の日」。茨城県アンテナショップ「IBARAKI sense」(東京・銀座)では、7月を納豆月間として「IBARAKI sense 納豆フェア」を開催する。そのPRイベントになかやまきんに君が登場、納豆の魅力について語った。

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    「IBARAKI sense 納豆フェア」PRイベントに登場したなかやまきんに君

「大会前の減量中にも毎日食べる」ほどの納豆好き

「納豆をこよなく愛する特別ゲスト」として登場したのは、お笑いタレントでボディビルダーのなかやまきんに君。

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    「納豆は必ず毎日食べております!」

直近では東京マスターズ男子ボディビル選手権大会で6位に入賞しており、日々筋肉のために食べるものには気を遣っているそうで、「1年間を通して70パーセントぐらいは同じものを食べています。ボディビルの大会の3カ月ぐらい前からは減量に入るんですが、減量期間も含め、納豆は必ず毎日食べております!」とかなり納豆愛が強い様子。

納豆を毎日食べる理由については、「納豆菌が腸内環境を整えてくれるし、タンパク質も豊富、糖質も豊富、食物繊維もあって、植物性の脂質も含まれている。発酵することによってより体にも吸収しやすい。僕は納豆というのは本当に完璧な食品だと思っています」と絶賛した。

おすすめの食べ方は「海藻類と一緒に食べる」ことだそうで、オクラ・めかぶ・もずくなどネバネバ系のものを納豆に入れ、お酢と醤油と岩塩を少し足しして食べているという。

納豆が苦手な人に対しては「納豆はいろんなアレンジができるので、付属のタレではなく塩で食べたり、ポン酢入れてみたりしてはいかがでしょうか。トーストに乗せてチーズと合わせても美味しいです。納豆のにおいが苦手な方でも、ちょっと熱を加えると違った感じになりますよ」とアドバイスした。

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    「納豆はいろんなアレンジができます」

茨城県の納豆3種類を食べ比べ

そんな納豆愛の強いなかやまきんに君のために、IBARAKI senseが40種類以上の納豆を用意。その中から3種類の納豆を試食することに。

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    茨城県のアンテナショップ「IBARAKI sense」で販売されている40種類以上の納豆

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    納豆の種類の多さに驚くなかやまきんに君

最初に登場したのは「IBARAKI sense」でも人気ナンバーワンの「舟納豆」。船の形のパッケージに入っており、強い粘りが特徴で、コクと深みを十分に味わうことができる素朴な一品。口にしたなかやまきんに君は、「納豆の豆の味がしっかりしています。うん、美味しい。これ全部食べていいですか」と1品目にもかかわらず完食!

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    「舟納豆」

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    大好きな納豆を前にこの笑顔!

続いては、茨城の伝統的な郷土料理「そぼろ納豆」が登場。納豆に刻んだ割り干し大根(切り干し大根)を入れて醤油などで味付けをしたもの。「切り干し大根が入っている納豆は知りませんでした」とこちらも完食。

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    大茨城の伝統的な郷土料理「そぼろ納豆」

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    2食目だがとても嬉しそう

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    あまりの美味しさに納豆をかきこむなかやまきんに君

最後はわらに入った「水戸納豆」。ふっくらとまろやかな仕上がりが特徴で高級感がある。こちらは「混ぜたときのねばりの感じが全然違いますね!」と驚きを隠せない様子。

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    「水戸納豆」

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    あまりの美味しさに箸がすすむすすむ!

3種類食べ、「メーカーさんによってそれぞれ味が違うことがこの3つを食べただけでも分かりました。 40種類あれば40通りの味とか食感とか風味があるんですね」とそのバリエーション豊かな味の違いに感動していた。

「納豆まぜまぜ選手権」に挑戦! 記録はまさかの……

続いては、「納豆まぜまぜ選手権」への挑戦が行われた。「納豆まぜまぜ選手権」とは、全国約100社の納豆メーカーが加盟する「全国納豆協同組合連合会」が行う大会。どんぶりに納豆3パックを入れ、1分間で何回混ぜることができるかを競う。世界記録は第2回青森県大会の時に出た242回で、10年以上破られていない。

説明を受けたなかやまきんに君は「パックを開けるところからですか」「箸がすごい大きい」とそのルールに若干動揺した様子。さらに、通常は2人1組で行うものだが「筋肉があるから」ということでなぜかなかやまきんに君は1人で挑戦しなくてはならないことが発覚。それでも「世界記録を破りたい」と意気込み挑戦することに。

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    入念に段取りを確認

勢いよく1パック目を開封したものの、想像以上にパックから納豆を取り出すことに手間取ったようで、なんと3パックを開封しどんぶりにいれるだけで50秒以上かかってしまった。必死に残り時間でかき混ぜるも、記録はなんと……9回。

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    パックから納豆を取り出すことに手間取る

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    最後の数秒は必死でかき混ぜる!

まさかの記録に唖然とするなかやまきんに君は、「入れるだけでも結構時間がかかってしまった……。でもこれって室温も関係ありますよね? 今25℃くらいあると思うんですけど、普段僕は冷蔵庫に納豆を入れてて、10℃以下だからフィルムを剥がしやすいんですよ。でも今は25℃なので納豆がちょっと柔らかくなってフィルムについて引っ付いて……って僕言い訳ばっかりしてますね。記録を狙うつもりが、40代のおじさんが納豆をどんぶりに移しただけになってしまいました」と悔しそうに弁明。

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    言い訳をするなかやまきんに君

7月9日には「IBARAKI sense」で一般のお客さんがこの記録に挑戦するが、「破られる自信があります!」と自虐的に言い放った。

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    最後には自ら納豆のパックを片付ける性格の良さも垣間見えた

「筋肉芸人の宿命」を語る

最後に、納豆にちなんで「粘ったエピソード」を聞かれたなかやまきんに君は真面目モードに。

「芸歴23年ですが、1年目の頃からタンクトップに短パンで、"パワー!"とか"ヤー!"とか"おい、俺の筋肉"とかずっと同じことをやっていて。途中筋肉が全然ない時代があったり、痩せて仕事がなくなってしまったり、何をやってもうまくいかなかったこともありました。それでも同じことを粘り強くやり続けた結果、昨年は流行語対象にノミネートして頂いたり、今日もこうして呼んでいただいたりしています。1つのことを粘り続けた結果かもしれません」と自らの芸歴を振り返った。

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    納豆のように「粘った」から今がある?

さらに「仕事が増えて忙しくなるとトレーニングができないジレンマもあったりする?」という問いかけには、「筋肉芸人の宿命みたいなものです。仕事が暇な時は時間があるので筋トレをして筋肉が増えていきます。筋肉が増えると"筋肉ルーレット"のような筋肉ネタがめちゃウケるようになります。そうすると仕事が増えていって、筋トレの時間が無くなるので筋肉が減っていきます。するとウケなくなって仕事が減っていく……それが繰り返される」と筋肉と仕事量が反比例する「あるある」を披露。「ま、"パワー!"とか"ヤー!"とかしか言っていないやつが、何お笑いを語ろうとしてんだって話ですけどね」と最後はやはり自虐で締めくくった。

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    筋肉と仕事量が反比例する話をするなかやまきんに君

「IBARAKI sense 納豆フェア」は限定商品やイベントも

IBARAKI senseでは、7月を納豆月間として「IBARAKI sense 納豆フェア」を開催。納豆月間限定の特別な納豆や週末限定週替わり納豆710円セットの販売や、納豆の体験コンテンツも展開予定だ。

特に7月7日から9日は目玉企画を多数用意。人気納豆商品の豪華食べ比べセットやねば~る君グッズなどが当たる納豆ガチャ(1回500円)、7月9日には「納豆まぜまぜ選手権」でなかやまきんに君の記録(9回)に挑戦できる。その他にも7月16日、17日には茨城の伝統食そぼろ納豆4種類を食べ比べる「利き納豆イベント」なども開催される。