三井不動産レジデンシャルほか5社は6月23日、持続的に脱炭素活動が行える「くらしのサス活」の取り組みの第二弾として、「くらしのサス活2023夏」を開始した。

  • くらしのサス活

「くらしのサス活」は2022年12月1日から、持続的に脱炭素活動が行える取り組みとして、三井不動産レジデンシャル、東京電力エナジーパートナー、ファミリーネット・ジャパンが開始。このほど業界の垣根を越えて、東京ガス、三井住友銀行も新たに取り組みに加わり、さらに運営体制が強化された。

東京ガスは、ガス関係のすまいとくらしにおける脱炭素活動のリスト化や、三井不動産レジデンシャルの新築分譲物件における住戸ごとのガス利用量に応じたCO2排出量・削減量を見える化するシステムの開発を支援する。三井住友銀行は、総合金融グループとしてのノウハウを活用し、特典を提供するパートナー企業との脱炭素関連の事業共創等の総合的な支援を通じて、同取り組みの発展に貢献する。

今夏も厳しい電力需給が想定される中、6月23日からは第二弾となる「くらしのサス活2023夏」を開始。8月31日までの約2カ月を対象期間とし、取り組みを多くの人々に体験してもらうため、幅広く参加者を募っていく。

「くらしのサス活2023夏」では、自宅でできる脱炭素活動をまとめた「くらしのサス活リスト」を作成し、期間内にリストに記載された脱炭素活動を実践して、応募した人の中から抽選で特典を提供する。今回は、第一弾の「くらしのサス活リスト」にガス関係の脱炭素行動を追加することで、より総合的な脱炭素活動を推奨する。

今回はTOKYO UNITE、劇団四季、ANAあきんど、東京ドームホテル等のさまざまなパートナーが集結し、参加者に魅力的な特典・体験を提供する。

特典例としては、「FC東京によるサッカー教室への招待」(TOKYO UNITE)、「劇団四季ミュージカル『ウィキッド』ペアチケット」(劇団四季)、「ANAで行く!くらしのサス活ツアーin北海道 2泊3日」(ANAあきんど・三井住友銀行)、「東京ドームホテル宿泊プラン」(東京ドームホテル)、「サステナブルツーリズムへの招待」(ハレクラニ沖縄)など。

  • 「くらしのサス活2023夏」特典例

三井不動産レジデンシャルは、過去分譲した約24万戸の居住者に対する脱炭素活動の呼びかけも重要と考え、「くらしのサス活2023夏」への参加に繋がる「くらしのサス活fes」を開催する。「食」や「エンターテインメント」を組み合わせた脱炭素イベントを、対象マンションの周辺エリアやマンションのコミュニティ拠点で開催し、居住者が参加しやすい脱炭素活動を推進していく。