警視庁の警備部防災対策課(@MPD_bousai)が、過去に投稿し人気を博した「災害時に役立つトリビア4選」を紹介しています。これは覚えておきたい…。
災害は時と場所を選びません。①「現在地」を正確に伝えられるようにしましょう。②徒歩での長距離移動には「疲れにくい靴紐の結び方」が、③けが人を背負う時には「疲れにくい背負い方」が有効です。④機会があれば「剥がれにくい絆創膏の貼り方」もお試しください。過去のツイートをご参考に。 pic.twitter.com/66cKp62XeP
— 警視庁警備部災害対策課 (@MPD_bousai) June 19, 2023
現在地を正確に知る方法
災害や事故で110番通報した際には、電柱や自動販売機に書かれた「現住所」、または道路標識や信号機に記載のある「管理番号」を伝えることで正確な場所を伝えられるとのこと。
外出先で災害や事件事故に遭って110番通報する際に、現在地を確認する方法をご紹介します。電柱や自動販売機などに住所が表示されていることがありますが、都内では道路標識や信号機に管理番号が書かれているものがあります。その番号を通報していただければ、警察は場所を特定することができます。 pic.twitter.com/Bizz1BGmsp
— 警視庁警備部災害対策課 (@MPD_bousai) March 24, 2020
疲れにくい靴ひもの結び方
交通機関がマヒし長時間歩く必要があるときは、「パラレル」と呼ばれる、表に出る靴ひもが水平になる結び方が良いといいます。一度自宅シューズの靴ひもを確認してみるといいかもしれません。
地震、事故、停電などで交通機関が麻痺し、長距離を徒歩で移動する際、できるだけ足に負担がかからない方法をネットで調べたら、疲れにくい靴紐の結び方なるものを見つけました。革靴やスニーカーにも合う「パラレル」という結び方。足への負荷が分散されるそうです。ぜひ試してみようと思います。 pic.twitter.com/zxvrjxpoKN
— 警視庁警備部災害対策課 (@MPD_bousai) October 17, 2017
疲れにくい背負い方
けが人などを背負う際には、太ももを抱えるのではなく、太ももの内側まで手を回し入れ、そのまま傷病人の手首を掴む体勢にすることでバランスを保ちやすくなるのだそうです。
山岳救助などで活用する「疲れにくい背負い方」についてご紹介します。通常、傷病人を背負うときは、両手で太もも辺りを抱えますが、その手を太ももの内側まで回し入れ、肩の上から下げた傷病人の手首を掴んで背負うだけでバランスが保たれ、安定して背負うことができます。是非、軽さをお試し下さい。 pic.twitter.com/KN68XCcs0s
— 警視庁警備部災害対策課 (@MPD_bousai) January 23, 2023
剥がれにくい絆創膏の貼り方
指先などをケガした際には、絆創膏の中央に切れ目を入れ、交差するようにして貼ると剥がれにくくなるとのこと。
先日、講習会で、ケガをした指を絆創膏で処置する方法を教わりました。絆創膏の真ん中に切れ目を入れて患部に当て、切れ目を交差させて貼ると、普通に貼るよりも剥がれにくくなります。災害時はケガのリスクも増えるので、このような処置の仕方を知っておくのも何かと便利かもしれませんね。 pic.twitter.com/5mkUUtWViQ
— 警視庁警備部災害対策課 (@MPD_bousai) September 4, 2018
知識として持っておくだけでなく、自宅などで実際に試してみるといざというときに実行しやすいかもしれません。