オンライン株式スクール「株の学校ドットコム」(運営トレジャープロモート)は6月22日、「株式投資2023年下半期の展望」に関するアンケート調査の結果を発表した。調査日は6月12日、調査対象は株式投資に取り組む20歳以上79歳以下の個人、有効回答は550人。

  • 損益グラフ

まず、2023年現在の株式投資状況を調べると、含み益・含み損を含む損益状況は、83.1%が「損益プラス」と答え、昨年12月調査から8ポイント増加。損益額については、「50万円未満の利益」が48.7%で最多となった。

  • 2023年損益額の内訳

次に、2023年の株式投資について「0(ストレスは全くない)」~「10(ストレスが極めて大きい)」の間の数値でストレスの大きさを調べると、「10」は3.3%、比較的強くストレスを感じている「7」以上の合計は19.1%に上った。「7」以上と答えた人からは「意味も無く、値上がりが続いている」(61歳男性)などの声が寄せられた。

  • 2023年の株式投資に対するストレス度

また、今年中に日経平均株価はいくらまで上がると思うのか質問すると、「もう上がらない」が28.0%でトップ。この他、「3万5,000円以上」は計48.7%、「4万円以上」は計12.4%となった。

  • 2023年の日経平均株価の予測高値

2023年の日本株については、「上昇する」「大きく上昇する」と答えた割合は計39.5%で、昨年12月調査から18.7ポイント増加。一方、「下落する」「大きく下落する」は計20.5%にとどまった。

  • 2023年の日本株の展望