ABCテレビのお笑い賞レース『第44回 ABCお笑いグランプリ』の最終予選が22日に東京・神田スクエアホールで行われ、決勝進出者12組が発表。現役早稲田大学生(4年)の友田オレに注目が集まっている。

  • 生放送の番組出演が初だと語るオフローズと友田オレ

決勝進出者12組とともに決勝でのブロック分けも発表され、Aブロックはこたけ正義感、サスペンダーズ、素敵じゃないか、天才ピアニスト、Bブロックはダウ90000、友田オレ、ハイツ友の会、令和ロマン、Cブロックはオフローズ、ストレッチーズ、ダブルヒガシ、ヨネダ2000が火花を散らすことに。決勝進出者の名前が数組Twitterでトレンド入りする中、最もトレンドを駆け上がったのが友田オレ(12位まで確認)。会場スタッフから初舞台が2022年10月1日だと知らされ、司会の南海キャンディーズ・山里亮太も驚きの声を上げていた。

記者から改めて自己紹介をとリクエストされた友田は「早稲田大学文化構想学部4年、文化人類学ゼミ所属友田オレです」と面接のように畏まって話し始め、「こんなに大勢の方の前でネタをするということがなかったので、緊張とか、興奮、興奮しちゃ良くないなと思っていて。やり過ごす……という言い方は良くないと思うんですけど、無事にやり過ごして出来ました」と今日の出来栄えを振り返る。この喜びを誰に伝えたいか聞かれると「最近あんまり人と話せてなくて」と前置きしつつも「家族。あと、まだお笑いサークルにも所属しているので、仲間、後輩ですね」と話した。

これを機に活躍の場を広げられた場合、会いたい先輩はいるかという質問には「ロバート秋山(竜次)さん。いつかお会いしたいなと思っております」と思いを馳せた。

友田とオフローズは、生放送のテレビ番組初出演だという。会見ではうっかり口を滑らせないように気をつけようと話し、頷き合っていた。

決勝戦は7月9日に行われ、ABCテレビで生放送、ABEMAで生配信される。優勝者には賞金100万円が授与される。