お笑い芸人のコウメ太夫が、日本テレビのドラマ『紅さすライフ』(7月24日スタート、毎週月曜24:59~)に出演する。
コウメが演じるのは、大手化粧品会社「ペガサス化粧品」の創業社長・北條駿夫。“メイク男子”の大学生・北條雅人(大西流星)と北條一馬(松島聡)の父親でありながら、雅人にとっては“天敵”ともいえる存在だ。“コスメ業界での起業”を目指す雅人の行く手を阻もうと、容赦なく立ちはだかる壁となり、熾烈な争いを繰り広げることになる。
コメントは、以下の通り。
――このドラマへの出演が決まった時の感想を教えてください。
オファーをいただいた時に、マネージャーから「セリフ量がこれまでで1番多い」と言われたんですよ。その時にどうしようかな…って。しかも、悪役だって聞いたんで。普段の僕はどちらかというとオドオドしていて、ヘマをするタイプの人間なので、「大丈夫かな?迷惑かけるんじゃないかな…」と思って。でも、せっかく話もきてるし、逃しちゃうのも嫌だな…と思ったので、「じゃあ、やります!」って言ったのが最初ですね。
――今回演じられる北條駿夫はどのようなキャラクターですか?
なにわ男子の大西(流星)くんと、Sexy Zoneの松島(聡)くんの父親役です。息子と対峙していく威圧的な役どころなんですけど、自分の子どもに対して、何であんなに威圧的になるんだろうな?と(笑)。「俺とは真逆だわ…」と思いましたね。
――今回の役を演じられる上で、役作りとして取り組まれていることはありますか?
役作りということではないんですけど、家に帰って毎日台本を2~3時間読んでますね。言い回しとかセリフを頭に入れるために、録音しながら練習したりとか。でも、ガンガンセリフ飛んでますけどね!(笑)。「あれ…?」って思うくらい緊張してますよ、今回に関しては!(笑)。家だとセリフが出てくるのに、いざ本番になると飛ぶっていう…。これまでで1番セリフが飛んでるかもしれない…。あまりにセリフが出てこなくて、「あれ、おかしいな!?」って思いますもん(笑)。
――コウメさんはご自身のネタでも白塗りメイクをされていますが、メイクをされる際のこだわりはありますか?
ありますよ、それは!一応僕も、昔は梅沢富美男劇団にいて、そこでお化粧も習って、いまだにやらせていただいているので…。例えば頬紅も、色っぽくするためにうっすら入れるやり方があったり。白塗りも、手際よくバババッと叩いていかないと、すぐに乾いちゃうんですよ。乾く手前で、キレイに素早く塗っていかないとダメなんです。あとは目の印象も意識して、アイラインの入れ方を工夫する時もありますね。「コウメっぽく丸みを出して、ちょっとくりっとした目にした方がいいかな?」とか。
――ご自身の息子役を演じられる大西流星さんと松島聡さんの印象は?
若くてフレッシュで、二人ともかっこいいなって(笑)。まさか自分がこの年齢になって、ジャニーズの方たちと一緒にお芝居ができるなんて…。僕も若かりし頃は、ジャニーズに入りたくて、応募して、大失敗した過去があるんでね(笑)。この歳になって、ジャニーズの方たちと共演する夢が叶うとは思ってもみませんでした。そりゃ憧れてましたよ!歌って踊って、お芝居もやって…っていうのは、僕自身がやりたかったことですから。びっくりですよね。よくぞ父親役できたなって(笑)。「ジャニーズの父親役って嘘でしょ!?」って思いましたよ(笑)。
――ドラマを楽しみにしている視聴者の皆さんへメッセージをお願いいたします。
大西くんや松島くんをはじめ、人気者の方々も出ていますし、ドラマも見ごたえがあると思います。息子役の二人もフレッシュで可愛らしいですし、成長していく彼らの姿と、日頃オドオドしている僕が、普段とは全然違う悪役をやっているところを是非見ていただきたいなと思っています。
(C)NTV・J Storm