ネクストレベルは5月30日、「マッチングアプリ」に関する調査結果を発表した。調査は2月6日~20日、マッチングアプリを利用中・または利用経験のある21歳~45歳の男女398名(女性209名、男性189名)を対象にインターネットで行われた。
マッチングアプリを利用する(利用した)目的を聞いたところ、「結婚を前提とした恋人探し」(32.2%)や「恋人探し(結婚は意識してない)」(25.6%)、「結婚相手探し」(12.1%)が上位に。結婚を意識する・しないにかかわらず、約7割の人が“パートナー探し”という明確な目的をもってマッチングアプリを利用していることが明らかに。
男女別にみると、女性は、「結婚を前提とした恋人探し」「結婚相手探し」を合わせた“婚活目的”での利用が54.0%と半数を超えているのに対し、男性は33.3%にとどまる結果に。
また、年代別で利用目的を比較したところ、20代・30代では「結婚を前提とした恋人探し」がトップだったのに対し、40代では1位「恋人探し(結婚は意識してない)」、2位「ハッキリした目的はないが、あわよくば友達や恋人ができればという軽い気持ち」が上位に。さらに、先ほどと同様に“婚活目的”の割合をみると、20代では42.1%、30代では50.0%と上がったものの、40代では一気に29.8%に減少した。
次に、なぜ他の手段ではなくマッチングアプリを選んだのか、その理由を教えてもらったところ、男女ともに「スマホで簡単にできるから」「気軽だから」「好きな時間・好きな場所でできるから」が上位に。
また、マッチングアプリ選びで重視するポイントを聞いてみたところ、男女でやや異なる結果に。女性は1位「安全性」(24.9%)、2位「信頼性」(14.4%)、3位「知名度」(12.9%)と、安心して利用できる環境かどうかを重視しているのに対し、男性の1位は「会員数の多さ」(24.3%)、2位は「出会えるかどうか」(19.0%)と、男性は出会いの実現可能性を重視する傾向が見て取れた。
現在使用しているマッチングアプリを教えてもらったところ、「ペアーズ」(56.5%)がダントツの1位に。次いで「Tinder」(27.1%)、「with」(25.4%)、「タップル」(23.9%)、「Omiai」(16.6%)と続き、おおむねこの5つに人気が集中。年代別で見ても、すべての年代において「ペアーズ」が1位となった。
また、人気の5つのアプリについて、それぞれ選んだ理由を集計してみたところ、いずれも「有名だから」「会員数が多いから」「周りの友人が使っているから」「安心できそうな気がしたから」の割合が高く、この4つの理由で75%以上を占める結果に。
さらに、これまで使用したマッチングアプリの中でどれが一番良かったのかを教えてもらったところ、「ペアーズ」(41.2%)がダントツの1位に。次いで「Tinder」(14.3%)、「with」(14.1%)、「タップル」(11.3%)、「Omiai」(6.8%)と続いた。