つばめLaboは5月18日、20~60代の女性300人を対象とした「アフターピル実態調査」の結果を発表した。
まず、避妊に失敗・失敗した可能性がある場面を経験したことがあるか尋ねたところ、「はい」が34%、「いいえ」が65.7%となった。
避妊に失敗した後、規定時間内に飲めば望まない妊娠を避けられるアフターピルの存在を知っているかとの問いには、84%が「知っている」と回答した。
現在、日本で最も普及率の高いアフターピルは性交渉後72時間(3日以内)の服用期限とされているという。そこで、アフターピルは性交渉後、何時間以内に飲むべきか知っているか調べると、「分からない」が42%で最多。次いで「約1日以内」が36%、「約3日以内」が21.7%と、正確な知識を持っている人は6割弱だった。
これまでのアフターピルの服用回数については、「服用経験なし」が圧倒的に多く84.3%。以下、「1回」が11%、「2~4回」が3.3%、「5~9回」・「10回以上」が各1%と続いた。
妊娠を望まない状況で避妊に失敗、または失敗した可能性がある際、具体的なアクションとしてどういう行動を行うと思うか聞くと、1位「アフターピルを服用する、または服用を検討する」(31.2%)、2位「とりあえず産婦人科に行く」(29.2%)、3位「安全日だったかどうか確認する」(27.9%)となった一方、「特に何もしない」という人も11%いた。